2008.05.06

わが家の友だち10チャンネル~「テレビ朝日の歌」がCD化

CDを買おうとネットを眺めていた時に偶然見かけたのが、阿久悠さんが手がけたテレビ番組のテーマ曲、挿入歌、コマーシャルソングを集めたCD「阿久ちゃんねる~阿久悠作詞のTVテーマ・CMソング集」

 「宇宙戦艦ヤマト」をはじめ、「ピンポンパン体操」や「サンタモニカの風」等の収録曲目を見て、既に持っている曲もあるし購入するか否か考えていた時、最後に目にとまったのがこの曲。

25.テレビ朝日の歌(1977年)  / ピーカブー&ムーン・ドロップス

 おおっ、これって「♪わが家の友だち10チャンネル、テレビあ・さ・ひ~」の曲だよね?よくぞこんな曲を収録したなぁと思いつつ、この1曲が後押しした形で、さっそくCD購入。


 歌詞カードの曲目を見ると、他の曲には特段の説明書きがないのに、「テレビ朝日の歌」だけ「※1977年、株式会社日本教育テレビから全国朝日放送株式会社(テレビ朝日)に社名を変更する際に制作された作品です。」というコメント文がある。確かに関東以外の人には説明が無いと分からない曲だし、関東(テレ朝のサービスエリア)の人でも、少なくとも昭和の頃までは放送開始終了時に流れていたような記憶があるので、見たことがある人もいるとは思うが、まあ一般的にはあまり知られていない曲なのではないかと思う。

 かくいう自分は幼少期、この曲をバックに「NETテレビは4月からテレビ朝日に変わります」というようなスポットCM(黒柳徹子さんが出ていたような気がするが、そこは曖昧)を見たような記憶があるし、新聞のテレビ欄はもちろん、当時見ていたアニメ「コン・バトラーV」の制作テロップが「NETテレビ」から「テレビ朝日」になったのを記憶しているところを見ると、このころから既に今のような趣味嗜好があったということなんだろうか(汗)。

 曲の話に戻ると、作詞はもちろん阿久悠さん、作曲は小林亜星さんという黄金コンビ。歌は3番まであり、もちろんフルコーラスを聞くのは初めて。テレビスポットで流れていた時は、例の「♪わが家の友だち10チャンネル、テレビあ・さ・ひ~」以外のところはちゃんと流れてはいなかった(歌われていなかったか、ナレーション等で歌がよく聞こえなかったのかはよく覚えていない)ので、やはり新鮮だ。

 ところが聞いていくうちに、一ヶ所記憶と異なる箇所を発見。記憶では「おなじみですね なかよくしましょう おなじみですね うれしいですね」というところの「おなじみですね」の部分が、音源及び歌詞カードでは「新顔ですね」になっている。
 テレビ朝日が現在の六本木ヒルズに移転した時に放送されたお引越し特番で、石井希和アナがコーラス隊と一緒に楽しげにこの曲を歌っているのを見たことがあるが、そのときも「おなじみですね」と歌っていたところを見ると、「いつまでも新顔ではない」というようなことで、歌詞は変えられて使われているのだろうか。

 さて、ようやくCDとなったこの曲。アナログ放送が終了して地上デジタル放送に切り替わると、テレ朝は「5チャンネル」になってしまうわけだが、デジタル化後は歌詞を変えて生き残るのか。「♪わが家の友だち5チャンネル」ではちょっと語呂が悪いのだが果たして?

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2006.02.13

『バレンタインソング』は今年も国生さゆり

ちょうど1年前にも『「あしたは特別」バレンタインデー、曲は今年も国生さゆり』で取り上げたところだが、今年もまた「バレンタイン・デー」の季節がやってきた。なんでも景気回復の傾向から(ホントか?)チョコの売上げや平均購入個数も昨年より増えているらしい。

 そして今年も変わらずバレンタイン・ソングの定番となっているのは、国生(こくしょう)さゆりさんの「バレンタイン・キッス」のようで、オリコンの調査でもユーザーアンケートの結果1位は「バレンタイン・キッス」だ。以下、「ORICON STYLE ニュース」から。

大公開!『バレンタインソング』といえばこの曲!
 「ORICON STYLE」では、『バレンタインソング』の売上ランキングを発表。
自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】で『定番バレンタインソング』に関してのインターネット調査を実施。その結果、国生さゆり「バレンタイン・キッス」が1位となり、また、そのユーザーアンケート上位5曲を、売上データ順に並び替えたランキングでは、Dreams Come True「LOVE LOVE LOVE」が1位となった。
(中略)
 バレンタインソングに「LOVE LOVE LOVE」を選んだ理由として、「曲と歌詞がこの季節にぴったり!」(千葉県・10代女性)、「決してストレートなバレンタインソングではないけど、“恋愛曲”と言えば、この曲かなぁ。すごく好きだし、自分も相手も愛おしくなるというか・・・。上手くいったときの事を想像できるかな」(茨城県・20代女性)など、柔らかい楽曲と、その愛溢れる歌詞が共感を呼んでいるようだ。

 『定番バレンタインソング』の1位の国生さゆり「バレンタイン・キッス」。累積売上枚数317,000枚、最高位2位で、売上データ順に並び替えた結果では惜しくも4位に。

 「バレンタインソングと言ったらコレしか思いつきません!」(東京都・10代女性)、「バレンタイン時季に絶対流れているから。クリスマス時季の山下達郎さんや稲垣潤一さんみたいな感じです。定番です!やっぱりバレンタインといえば一番に思いつきます。リアルで聞いていた世代だし」(福岡県・30代女性)など、リアルタイムで聞いていた世代から、リアルタイムではないが、バレンタイン関連ニュースを扱った際のテレビやお店のバレンタインコーナーで聞いていた世代まで含め、やっぱりバレンタインソングと言えばこの曲に落ち着いた。

 ユーザーアンケートで「バレンタイン・キッス」が1位になっているのに、わざわざ売上げ枚数のランキングに直してDreams Come True「LOVE LOVE LOVE」をまず取り上げるところに、なにやら作為的なものが感じないでもないが、後段の「バレンタイン・キッス」を定番として選んだ人の意見がまず妥当なところだろう。
(だいたい、「LOVE LOVE LOVE」の選曲理由を見ても、「曲と歌詞がこの季節にぴったり」「決してストレートなバレンタインソングではないけど」…と特別バレンタインソングではないけど選んだということが、ある意味正直に出ているし(苦笑))

 「おニャン子」の歌で一般的に知名度がある歌と言えば「セーラー服を脱がさないで」が代表格で、そのほか昨今の懐メロ系の番組でも取り上げられるのは、せいぜい村田恵里、じゃなくて(←それは「オペラグラスの中でだけ」だ。)新田恵利の「冬のオペラグラス」ぐらいなところだが、珍家さんの『珍家の「輝きの描写」』のところでも触れられているように、「セーラー服~」が時代の象徴とはいえ、色モノ的な認知のされ方なのに対し(おニャン子リアルタイム世代ではない人達からは特にそういう扱い)、「バレンタイン・キッス」のほうは単にこの時期の定番ソングとして認知されている点が他のおニャン子ソングと違うところ。(逆に歌もサビしか知られておらず、しかも「国生さゆりさんの歌」だ、とあまり意識されていない面もあるようだが…)

 ちなみに「バレンタイン・キッス」は1986.2.1の発売。フジテレビ系「月曜ドラマランド」エンディング・テーマ曲として使われたほか、当然「夕やけニャンニャン」の中でも歌われた。
 累積売上枚数は317,000枚だが、オリコン最高位は2位。今もそうだが、このころ既に発売第1週目がチャートの頂点で、翌週以降はズルズルと順位が落ちていくのが常なことを考えると、317,000枚のうち相当数が1週目に売れたはずなのにランキング2位というのは、今振り返ればちょっと意外。この時の1位はなんという曲だったのだろうか。

(参考)
珍家の「輝きの描写」 「バレンタイン・キッス」のジャケット写真はこちらで。

<ラテログ内関連記事>
・「あしたは特別」バレンタインデー、曲は今年も国生さゆり
・「バレンタイン・ソング」続報

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2005.11.14

テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送・その2

先日、『テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送』で紹介したとおり、『追悼 本田美奈子.さん永遠に』が11月13日に放送された。当日の放送内容については以下のとおり。

 なお、見られなかった方は、BS朝日で11月16日(水)午後9:00より放送するので、受信環境のある方はお見逃しなく。


08:58 次番組予告
09:00 オープニング
  出光興産CM
09:01追悼 本田美奈子.さん歌声よ永遠に
 佐分千恵(テレビ朝日アナウンサー)によるナレーション

・1曲目 つばさ
  作詞:岩谷時子 作曲:太田美知彦 編曲:服部克久、和田薫
  Vo: 本田美奈子
  Pf: 羽田健太郎
  指揮: 飯森範親
  演奏: 新日本フィルハーモニー交響楽団
  (2003年5月25日放送「言葉の魔術師~作詞家・岩谷時子の世界」より)


・2曲目 紅葉(もみじ)
  作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲:和田 薫
  Vo: 錦織 健/本田美奈子
  オカリナ: 宗次郎
  指揮: 飯森範親
  演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
  (2001年10月7日放送「四季と音楽・秋」より)


・作詞家、岩谷時子さんの紹介(写真とナレーション)。
 本田美奈子さんの才能を高く評価した一人で、ミュージカルで出会い、クラシックで歌うことを勧めたのは彼女だとのこと。
 そして2003年5月25日放送から、クラシックへの新たな挑戦ということで番組司会の羽田健太郎のインタビューシーン。
 デビューした時は歌わせてもらえると思えなかったクラシックを歌う喜びを語る本田美奈子さん。


・3曲目 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”
  日本語詞:岩谷時子 作曲:G.プッチーニ
  Vo: 本田美奈子
  指揮: 飯森範親 演奏: 新日本フィルハーモニー交響楽団
  (2003年5月25日放送)


・4曲目 「Time To Say Goodbye」
  作詞:L.クワラントット 作曲:F.サルトーリ 編曲:山下康介
  Vo: 布施明/本田美奈子
  Vn: 前橋汀子 Fl: 萩原貴子 Pf: 羽田健太郎
  指揮: 飯森範親 演奏: 東京交響楽団
  (2002年4月7日放送「ハネケンと愉快な音楽仲間~四月は恋?」より)


・本田美奈子さんの略歴紹介。
 アイドル時代は「1986年のマリリン」の映像(1986年3月16日放送「第23回ゴールデンアロー賞」)を5~6秒のみ。そしてミスサイゴンの写真紹介と初のクラシックアルバム「AVE MARIA」の紹介。


・最後のテレビ出演となった2005年1月30日放送分を「全て紹介」というナレーション
 羽田健太郎のインタビューシーン。
 「最近ではクラシックの作品にチャレンジされているが、どういう心境か」という問いに、「アイドル、ミュージカル、クラシックとも皆歌い方や声の出し方が違うので、自分を磨くために毎日毎日頑張っている感じだ」と答える美奈子さん。

そして歌手、本田美奈子20年のそれぞれの時代の代表曲によるメドレー。
・5曲目 「本田美奈子メドレー」
  編曲:藤野浩一 Vo: 本田美奈子
  指揮: 飯森範親 演奏: 東京交響楽団

    「1986年のマリリン」
   作詞:秋元 康 作曲:筒美京平

   ミュージカル「ミス・サイゴン」より “命をあげよう”
   作詞:R.モリトビー、A.ブーブリル
   日本語詞:岩谷時子 作曲:C.M.シェーンベルグ


   歌劇「トゥーランドット」より “誰も寝てはならぬ”
   日本語詞:青井陽治 作曲:G.プッチーニ
  (2005年1月30日放送「2005年はこんな年!」より)


 最後に美奈子さん自身による、
 「聞いて下さった方たちの 心に響くような 届けられるような 歌を歌えるように なりたいです。」
…というメッセージで番組は終了。


09:26 次回予告
 出光興産CM
09:28 エンディング


<ラテログ内関連記事>
・[訃報]本田美奈子さん死去
・テレビ東京、本田美奈子さん追悼企画を放送
・テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送
・本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送


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2005.11.10

テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送

 11/8の「テレビ東京、本田美奈子さん追悼企画を放送」で、テレ東「たけしの誰でもピカソ」の中で本田美奈子さん追悼企画を放送することが決まったことを取り上げたところだが、今度は本田美奈子さんの最後のテレビ出演になったという、テレビ朝日系『題名のない音楽会21』が、予定を変更して本田美奈子さんの特集を放送するそうだ。放送は11月13日。
 以下、テレビ朝日『題名のない音楽会21』公式ページから。

 歌手・本田美奈子.さんが今月6日にお亡くなりになりました。
 本田さんのテレビ出演は今年1月30日に放送した『題名のない音楽会21』が最後となりました。番組では追悼の意をこめて、予定を変更して11月13日に本田美奈子.さんの特集を放送いたします。ご冥福をお祈りいたします。

 11月13日(日) 午前9:00より放送 (BS朝日 11月16日(水) 午後9:00より放送)


 1月30日に放送された『題名のない音楽会21』の中で本田美奈子さんが歌っていた映像は、テレビ朝日系の「やじうまプラス」などで何度も使われたが、早くもこういった形でまとまって放送してくれるのはありがたい。
 おそらく、どちらかと言えば「知る人ぞ知る」歌だった、本田美奈子さんの「つばさ」を歌う映像シーンも流れると思うので注目したい。

(11/14追記)
・当日の放送内容について紹介しました。
 こちらへ→ 『テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送・その2』

(11/19追記)
・テレビ朝日系「徹子の部屋」でも追悼特集を放送します。詳しくはこちらへ→「本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送

<ラテログ内関連記事>
[訃報]本田美奈子さん死去
テレビ東京、本田美奈子さん追悼企画を放送
・テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送・その2
・本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送

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2005.08.18

高校野球中継の定番曲

今年のABCの高校野球中継並びに「熱闘甲子園」の統一テーマ曲は、既に8/8の記事で紹介したとおり、スガシカオさんの『奇跡』なのだが、今年は番組で何回も流されていても、来年になれば新しいテーマ曲が登場し、この曲は顧みられなくなる。
 だから、例えばもう少し経ってから「去年のテーマ曲はなんだっけ?」と聞かれてすぐに名前を思い出せる人がたくさんいるかというと、それほどいない気がする。
 では逆に「夏の高校野球のテーマ曲と言えば?」と聞かれると、どんな曲が出てくるだろうか。

 こうなると毎年変わっていく近年のテーマ曲は弱そうだ。テーマ曲として挙げられそうな最有力候補は、やはり大会歌『栄冠は君に輝く』(作詞:加賀大介 作曲:古関裕而)だろう。NHKの高校野球中継での学校紹介(オルゴール又はエレクトーンバージョン)でおなじみだが、閉会式の行進時の演奏や、この時期の朝日新聞のCMでも使われる。最近まではABCの高校野球中継の開始・終了音楽もこれだった。
 特定の放送局に限らず使われる上に、やはり何年にも亘って使われているというのは強い。あらゆる世代が知っている。多くの人がこの曲が流れてきただけで、高校野球関係の番組だと分かるだろう。ちなみにこの曲は夏の大会の歌なので、春の選抜では使われない。

 では、その次に来る曲はなんだろうか。全国で考えるとちょっと弱いが、『君よ八月に熱くなれ』(作詞:阿久悠 作曲:中田喜直)を挙げておきたい。歌手は初期の高岡健二さんから堤大二郎さんに変わっているとのことだが、なんといっても関西ABCエリアでは1977年(第59回大会)の中継から1994年頃まで15年以上に亘って使われたから、ある一定以上の年代には定番曲だろう。
 全国的にも、1981年からスタートした松下電器提供時代の「熱闘甲子園」でのブラスバンド演奏(淀川工業高校吹奏楽部の演奏。ちなみに毎年その年用に録音されていたそうだ。)のOP、EDが有名だ。こちらも1988年まで(EDはその翌年まで)使われている。そのほか「熱闘」で使用されなくなった後も「速報!甲子園への道」のOP、EDでシンセサイザーバージョンが91年頃まで使われていた。

 これだけ定着していた『君よ八月に熱くなれ』は、時代に合わなくなったということなのか、しばらく使われなくなっていたのだが、昨年突如復活した。「熱闘甲子園」の中で「夏詩」と題して番組中で試合の裏方や球児の舞台裏を伝えるシーンがあるが(っていうか、今の「熱闘」って形は違えどそればっかりという気がしないでもないが…)、そのバックで流れている夏川りみさんが歌っている「君よー八月にーあーつーくなれー」という歌がそれだ(下記<参考>で紹介しているVictor Entertainmentのサイトで試聴できる)。アレンジが変わっているのでかなり印象が変わってはいるが、やはりあれだけ定着したメロディを使わない手はないのだろう。

 最近のテーマ曲についてはCDも発売されているため、フルコーラスを聞くのは比較的容易だが、過去のテーマ曲はレコードが廃盤だったり、そもそも発売されていなかったりして入手は困難だ。
 上で挙げたうち、大会歌『栄冠は君に輝く』については、意外にも?、合唱バージョン、行進曲、NHKから音源の提供を受けている「学校紹介用BGM」バージョン、オリジナル復刻盤の4曲を収めたCD『栄冠は君に輝く』がコロムビアから発売されている。

 一方、『君よ八月に熱くなれ』については、オリジナルの高岡健二バージョンのレコードは当然廃盤だが、 「中田善直抒情歌ベスト~夏の思い出」というアルバムにその高岡バージョンが収録されており、こちらはまだ入手可能のようだ。また、昨年から復活した夏川りみバージョンは、6/22に発売された「人間 万葉歌 ~阿久 悠 作詞集」というCDBOXセットに収録されている。 こちらはアルバムのセットのため、1曲目当てに購入するのはキツイが、阿久悠氏が手がけた有名ヒット曲が多数収録されているので、購入するとすれば、懐メロ集を購入するつもりで手に入れることになろうか。
 なお、堤大二郎バージョンについてはレコード・CD共に発売されていない模様。また、「熱闘甲子園」で使われていた吹奏楽バージョンについてもレコード・CD共に発売されていないようだ。
 ちなみに、高岡健二バージョンはリアルタイムで流れていた頃は知らないのだが、最近聞いてみたところ、その後の堤大二郎バージョン(こちらはリアルタイムで知っている)以上にゆっくりとしたテンポの曲で、さすがに古臭い印象。確かにこのまま今使うのは難しそうだ。

 以前THP blogさんのところでも「高岡健二・堤大二郎・夏川りみの各バージョンと、淀工吹奏楽部演奏のバージョン4曲を収めたマキシシングルで発売したら」という提案がされていたが、ぜひとも実現して欲しいものだ。

<参考>
asahi.com:錦織健が歌う大会歌「栄冠は君に輝く」 - 第87回全国高校野球選手権大会 大会データ>(※全歌詞掲載。試聴可)
THP blog×2005夏の甲子園特集夏の甲子園名曲の殿堂(1)『君よ八月に熱くなれ』
@Victor Entertainment 作品詳細 人間 万葉歌 ~阿久 悠 作詞集(※夏川りみ版が一部試聴可)
阿久悠「あんでぱんだん」あまり売れなかったが なぜか愛しい歌20

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2005.08.08

「熱闘甲子園」今年のテーマ曲

 8/5の記事でも書いたが、現在、夏の定番番組である「熱闘甲子園」(テレビ朝日・ABC系全国ネット)が放送されているが、「熱闘甲子園」の毎年の話題の一つとして、その年の番組テーマ曲として誰の歌が使われるか、というのがある。
 ちなみに今年のテーマ曲は、スガシカオさんの『奇跡』。この曲は「2005ABC夏の高校野球統一テーマ曲」として、高校野球中継の際にも使われていて、ABCの中継が映らない地域でも、BS朝日の生中継やskyAで見ることができる。また、「熱闘甲子園」エンディングには、同じく「夏陰~なつかげ~」が使われるとのこと。「Music@nifty」だとこんなふうに紹介されている。

今年は8月6日から20日の15日間に渡り開催される『第87回全国高等学校野球選手権大会』。このたび、“2005ABC夏の高校野球統一テーマ曲”と、『熱闘甲子園』エンディング曲が、スガ シカオの書き下ろし曲に決まったと発表された。“統一テーマ曲”と『熱闘甲子園』エンディング曲をダブルで担当するのはスガ シカオが初となるそう。“統一テーマ曲”の「奇跡」について彼は、「夏の甲子園では奇跡が身近にあるんだということをヒントに書いた」と語り、一方の『熱闘甲子園』エンディング曲「夏陰~なつかげ~」については、「自分なりに盛り上がった夏が、自分の中で消化されていく瞬間をうまくかけたらいいなと思って、バラード調に作った」と語っている。この2曲は、8月3日にシングルとして発売される。

 ABCの力の入れ具合がよく分かるのだが、一方で、実はスガシカオさんは、サッカーは好きだけど野球はあまり好きじゃないらしいのだ。
 どうもスガシカオさんのファンの間では周知の事実らしいのだが、ある書き込みによれば、スガシカオさん的には、「野球は『休んでいるひとがいる』(←外野の守備?)ってのが納得いかない」とか、「野球を取り巻く空気が嫌いだ」とか、ラジオ等で何度か発言しているとのこと。

 「椿的濃縮タマシイ」さんの6/11の記事、 「シカオで熱闘甲子園!」に、その辺の話が載っているが、よく知っているファンからすれば、今回の「熱闘」への起用は、「ええっ?」という感じなのだろうと推察される。
 ちなみに自分は野球が好きだけど、リンク先で書かれている「嫌な空気」というのは分かるから、スガシカオさんが、内心ではどんな気分で今回の仕事を引き受けたのかはちょっと気になる。
 ましてやそれが「高校野球」、そして今の「熱闘甲子園」というのは、番組スタイルの良し悪しは別として、最も相容れない番組のような気がするのだが…。

 誤解の無いように書いておくと、別にだからと言って起用したABCを責める気も無いし、スガシカオさんサイドに「嫌いな仕事を引き受けるな」なんて言う気は全くない。(出来上がった曲を番組で聴いて、視聴者が「良かった」と思えば、それはいい仕事なのだから。)
 でも、ファンサイドでも知られているくらい、普段スガシカオさんが公言しているのであれば、何も同じ事務所の他のアーチストでもいいじゃないかという気はするし、スガシカオさんがデビューしたての新人というならともかく、今回のような場合、話が出てきた時点でスタッフが回避するものなのかと思っていたので、そういう意味では意外だった。

<参考>
・ABC公式「第87回 全国高校野球選手権大会」のページ
・ABC公式「熱闘甲子園」のページ

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2005.05.27

明治チェルシーCMソングのCD発売

以前4/24に書いた、明治製菓のチェルシーの歌を集めたCDを買ってきたので、とりあえず感想など。

明治チェルシーの唄

 ジャケットは予告どおりチェルシーの箱の外装デザインで、店頭に並んでいると良く目立つ。収録されている曲は当然チェルシーのCMソング1曲だが、シモンズ、サーカス、PUFFYなど16種類の歌入り版のほか、ボーナストラックとして1971年のシモンズ版をはじめ、4曲についてはカラオケも収録されているのもマニアック。

 歌詞カードはカラー8ページ立て。歌のタイトルは「明治チェルシーの唄」(←そのまんまだ)。作詞は安井かずみさん、作曲は小林亜星さんという強力なペアだ。
 歌詞が1種類しかないので歌詞カードは1ページで済むところだが、他のページは、発売開始の1971年からこれまでに発売された歴代のチェルシーの写真とその年の主な出来事が掲載された年表になっていて、その下に今回収録された歴代のアーチストの簡単な解説が載っているという、結構丁寧に作られたものでうれしい。

 歌の話に戻ると、CMだと秒数が限られるため、

「忘れかけていた 幸せ あなたにもわけてあげたい
ホラ、チェルシー もひとつ チェルシー」

の部分を中心に、せいぜいその少し前の部分ぐらいしか流れないが、実際は1番から3番まで歌詞があり、前奏や間奏もある3分前後のちゃんとした曲になっている。もちろん、CDには多くがフルバージョンで収録されている。

 さっそく一通り、ざっと聴いてみた感想はというと、当たり前だがどれを聴いても同じメロディなので、もともとあのメロディが好きな人以外にはお勧めできない。好きな人でも、さすがに最初から最後まで通しで全部聴くと飽きると思う(笑)
 どちらかと言えば、少しずつ聞き比べてアレンジの違いを楽しむか、好きなアレンジのバージョンだけをじっくり?聴くというような楽しみができる人向け。

 聴いていて面白いのは、個性のあるアーチストが歌うとアレンジもそのアーチストを意識したものになっているせいか、その人の持ち歌のイメージになって、同じメロディなのにかなり違った印象を受けること。
 残念ながら、各バージョンの編曲者の記載がないため詳細は不明なのだが、歌詞カードに掲載されている小林亜星さんからのメッセージによると、最初のシモンズ版については自身が編曲までされているようだが、他のバージョンはそうではないようなので、そういった特色が出てくるのだろう。
 例えばサーカス版(1979年)は、前奏・間奏ともCMソングとは思えないゴージャスなアレンジが入り、歌も男女混声のコーラスが印象的だし、PUFFY版(2001年)は、「アジアの純真」等当時のPUFFYの曲を彷彿させるアレンジが入っていて、なおかつPUFFYらしい抑揚のない歌い方が、いかにもそれっぽくて良い。

 ただ、全体を聴いてみると、やっぱりオリジナルの良さというか、シンプルな編曲のほうが耳慣れているせいかもしれないが、聴いてて落ち着く気がする。
 発売のニュースが流れた時のネットへの書き込みを見ていると、女性の方はやはりCHEMISTRY版を楽しみにしている人が多いようだが、CHEMISTRY色に染まっているが故なのか、個性が強くてチェルシーのイメージとは合わない気がした。
 なお、元「SPEED」の上原多香子版(2000年)は、元々録音がないのか、権利関係か何かの都合なのか分からないが、TV-CMの15秒版の音声そのままの収録で、彼女の歌のフルコーラスは収録されていないのがちょっと残念。

 以上、買うかどうか迷っている方に参考になったかどうか。誰にでもお勧めできるものではないのは確かですが、レアな音源がいっぱいなので、好きな人にはたまらないかも。ちなみにお値段は¥2,000 (税込)。

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<参考>
 ・チェルシー「チェルシーの唄」(明治製菓)

<関連記事>
 ・「明治チェルシーの唄」のCDが5月25日発売
 ・「幻のコカ・コーラCM曲」CD化

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2005.04.24

「明治チェルシーの唄」のCDが5月25日発売

先日は歴代コカコーラのCMソングを集めたCDのことを取り上げた(1/24)ところだが、今度は明治製菓のチェルシーのCMソングを集めたCDが出るらしい。以下は「明治チェルシーの唄」の作曲者、小林亜星氏のオフィシャルサイトから。

誰もが口ずさめる親しみやすいメロディーとして、時代を超えて歌い継がれてきた「明治チェルシーの唄」。 歴代アーティストそれぞれのヴァージョンで綴ったCD『明治チェルシーの唄』が5月25日に発売されます。 ジャケットも「明治チェルシー」のパッケージです!!

 コカコーラのCDは「歴代のCM」といっても、時代時代で曲自体は違うので、いろんな方の作曲によるバリエーションが楽しめたが、今回のチェルシーは、曲としては、基本的に皆さんおなじみの、「ほら、チェルシーだよ、もうひとつチェルシーだよ」という意味の歌(←歌詞は書いてないぞ。あくまでも「意味」だ(笑)。)ひとつしかないから、普段CMでは流れないフルコーラスが聴けることと、各アーチストごとに時代を反映したアレンジを楽しむという、極めてマニアックなCDとなりそう。

 ちなみに収録アーチストは以下のとおり。

  ・シモンズ(1971)
  ・ガロ(1972)
  ・ペドロ&カプリシャス(1975)
  ・南沙織(1976)
  ・サーカス(1979)
  ・八神純子(1981)
  ・あみん(1982)
  ・大貫妙子(1984)
  ・アグネス・チャン(1985)
  ・蒲原史子(1988)
  ・有澤圭子(1991)
  ・シーナ(シーナ&ロケッツ) (1994)
  ・小野貴子・宮内美枝(1999)
  ・上原多香子(2000)
  ・PUFFY(2001)
  ・CHEMISTRY(2003)

 これを見ると、一般的にも有名な方から、素人の私は知らない方までいろんな方が歌っているが、1985年のアグネス・チャンなどは年齢的には十分記憶があってよいはずだし、放送を聴けばあの独特の声は分かりそうに思えるのだが、放送していた記憶自体がないのが意外。あと、ハイファイセット版(明治製菓の公式サイトによると1991年らしい。)は、やはり収録されないか…。残念。
 最近のバージョンでは、2003年のCHEMISTRY版が特に女性の方に人気のようだが、個人的にはあのバージョンはあまり軽快感がなくて、今までのパターンに慣れていたせいか、ちょっと違和感があった。

 CDの発売は5月25日。¥2,000(税込)ということだが、個人的にチェルシーのメロディ自体が好きなので、やっぱり買ってしまうんだろうなぁ。

(5/27追記)
 このCDを購入した感想を記載。こちらへ→ 「明治チェルシーCMソングのCD発売

<参考>
 ・チェルシー「チェルシーの唄」(明治製菓)
 ・かわうさの日々戯言 - 『明治チェルシーの唄』発売決定
 ・てにっきブログ CSN20050324

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2005.02.15

「バレンタイン・ソング」続報

本筋からなんだか脱線しかかっているような気もするのだが、かまわず?続報を。

 2/13の記事で、バレンタインデーを歌った歌の少なさを取り上げたところだが、TEAROOM☆NAOKO -ANNEX-さん経由、シェルター さんのところで、意外にも(?)けっこうな曲数を発見!(詳しくはリンク先をどうぞ。)
 しかもアルバムも含むとはいえ、大滝詠一、柏原よしえ、河合奈保子、松任谷由実、酒井法子、渡辺美里、PRINCESS PRINCESS・・・と、なんとも豪華なメンバーである。それぞれのファンの皆さま、わたくし音楽に疎くて申し訳ない。

 リンク先に載っているリストの中でも、ラジオ好きの私としては、1989.11発売の「松任谷由実 / Valentine's RADIO」が気になるのだが、果たしてどんな歌だろうか。

 それにしても、1980年代はまだ、ラジオ・テレビから流れてくる音楽を、そのままなんでも聴いていた頃で、自分の中では比較的幅広く(好き嫌いなく)音楽を聴いていた時期だ。
 今ざっと思いつくだけでも、TBSラジオ「森田公一の青春ベストテン」、文化放送「決定!全日本歌謡選抜」、ニッポン放送「不二家歌謡ベストテン」、FM東京「コーセー歌謡ベストテン」、そしてテレビはTBS「ザ・ベストテン」や日本テレビ「ザ・トップテン」など、ラジオもテレビもランキング番組、リクエスト番組が花盛り。

 なので、ふと耳に止まって気に入った曲は、番組のハシゴをしてエアチェック(←死語だな)したし、お目当ての曲を待つ間に、また違う曲を耳にすることによって新しい歌を覚えたものだ。

・・・なのだが、残念ながらそれでも知らなかったのは、、、、
うーん、「やはりあまり有名な曲はなかった」ということにしておこう…。

<ラテログ内関連記事>
・『バレンタインソング』は今年も国生さゆり

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2005.02.13

「あしたは特別」バレンタインデー、曲は今年も国生さゆり

 ラジオ、テレビでその時期になると決まってかかる曲、というのがある。おなじみな例としては、夏のチューブやサザン、クリスマスの山下達郎などがあるが、いずれも候補となる曲は複数あって、「それ」しか思い浮かばない、ということはない。

 しかし、バレンタイン・デーだけは違う。はっきりいってこれ1曲しか思い浮かばない。普段オシャレを気取っているFM局でも、これしかないとなるとかけざるをえない(笑)。
 それが、元おニャン子クラブ会員NO.8、「くになまさゆりじゃありません」こと、国生さゆりさんの「バレンタイン・キッス」である(正確には「国生さゆりwithおニャン子クラブ」名義)。発売は1986.2.1だというから、なんと19年前の曲。当時はおニャン子全盛期で、CBSソニーからレコードを発売した国生さんは、ニッポン放送ほか全国ネットでソニー・ナイトスクエア枠のラジオ「走れ!メロン」をやっていた頃だ。

 しかし、本当にバレンタインデーに使えそうな曲って他にないのか?と思っていたら、同じことを考えたことがいらっしゃったようで、中途半端なオタクの戯れ言さんのところに調査結果が出ていた。

題名で検索すると、
エンドレス・バレンタイン EPO
バレンタイン・キッス 国生さゆり・おニャン子クラブ
バレンタイン・イヴ 近藤ナツコ

 題名の検索で以上3曲。残念ながら「バレンタイン・キッス」以外の2曲は知らない。このあと、歌詞に「バレンタイン」が出てくる曲も調査されているのだが、こちらも3曲あるが、3曲とも知らない。

 「バレンタイン・キッス」は発売当時、オリコン最高2位、売上げ30万枚以上を記録したヒット曲。しかも今の時期だけとはいえ、19年間これだけ毎年流され続けると(まさに「1年1度のチャンス~」)、「おニャン子」を直接知らない世代の人にもなんとなく浸透してくるもので、これに変わる新しい定番ソングは当分現れないに違いない。

……と思ったら、Canis familiarisさんのところに衝撃の情報が!

冷静になって考えると,歌詞があまりにもこっ恥ずかしいことから,他のアーティストが歌うなんとことは考えても見なかった。しかし,時は流れて21世紀,ついにこの曲がカヴァーされることになった。しかも男の声で!

 詳細はCanis familiarisさんのところを見て頂くとして、カヴァーはともかく、オトコですか…。それにしても、細部へのこだわりが笑えると言うかなんというか。歌は試聴できるらしいのだが、私、怖くてまだ聞いてません(苦笑)

 話をオリジナルの方に戻して、今日の記事タイトルに「あしたは…」とついているのは、「バレンタイン・キッス」の出だしが「あしたは特別スペシャル・デー~」という歌いだしで始まるから。実はこの歌、2月13日の歌なのだ。そして、サビが「バレンタインデー・キッス~」と歌うことから、曲名を間違って紹介されることもしばしばだが、正確な曲名は「バレンタイン・キッス」である(ま、どうでもいいことだけど(笑))。

(2/14追記・一部修正)
 義理チョコの配布は廃止になった私の職場だが、「バレンタイン・キッス」(もちろん国生さゆり版)の浸透度は高いようで、明らかにおニャン子世代じゃない若手も曲は知っていた。それどころか、ネットを見ていたら現役大学生の方にまで知られているとは、恐るべし。
 “ひる・きゅー・けー”さんの記事によると、今日も朝から何度となく流れていたようで、こりゃ当分の間、バレンタインデー定番ソングの座は安泰だ(笑)。

<ラテログ内関連記事>
・「バレンタイン・ソング」続報
・『バレンタインソング』は今年も国生さゆり

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