2008.05.06

わが家の友だち10チャンネル~「テレビ朝日の歌」がCD化

CDを買おうとネットを眺めていた時に偶然見かけたのが、阿久悠さんが手がけたテレビ番組のテーマ曲、挿入歌、コマーシャルソングを集めたCD「阿久ちゃんねる~阿久悠作詞のTVテーマ・CMソング集」

 「宇宙戦艦ヤマト」をはじめ、「ピンポンパン体操」や「サンタモニカの風」等の収録曲目を見て、既に持っている曲もあるし購入するか否か考えていた時、最後に目にとまったのがこの曲。

25.テレビ朝日の歌(1977年)  / ピーカブー&ムーン・ドロップス

 おおっ、これって「♪わが家の友だち10チャンネル、テレビあ・さ・ひ~」の曲だよね?よくぞこんな曲を収録したなぁと思いつつ、この1曲が後押しした形で、さっそくCD購入。


 歌詞カードの曲目を見ると、他の曲には特段の説明書きがないのに、「テレビ朝日の歌」だけ「※1977年、株式会社日本教育テレビから全国朝日放送株式会社(テレビ朝日)に社名を変更する際に制作された作品です。」というコメント文がある。確かに関東以外の人には説明が無いと分からない曲だし、関東(テレ朝のサービスエリア)の人でも、少なくとも昭和の頃までは放送開始終了時に流れていたような記憶があるので、見たことがある人もいるとは思うが、まあ一般的にはあまり知られていない曲なのではないかと思う。

 かくいう自分は幼少期、この曲をバックに「NETテレビは4月からテレビ朝日に変わります」というようなスポットCM(黒柳徹子さんが出ていたような気がするが、そこは曖昧)を見たような記憶があるし、新聞のテレビ欄はもちろん、当時見ていたアニメ「コン・バトラーV」の制作テロップが「NETテレビ」から「テレビ朝日」になったのを記憶しているところを見ると、このころから既に今のような趣味嗜好があったということなんだろうか(汗)。

 曲の話に戻ると、作詞はもちろん阿久悠さん、作曲は小林亜星さんという黄金コンビ。歌は3番まであり、もちろんフルコーラスを聞くのは初めて。テレビスポットで流れていた時は、例の「♪わが家の友だち10チャンネル、テレビあ・さ・ひ~」以外のところはちゃんと流れてはいなかった(歌われていなかったか、ナレーション等で歌がよく聞こえなかったのかはよく覚えていない)ので、やはり新鮮だ。

 ところが聞いていくうちに、一ヶ所記憶と異なる箇所を発見。記憶では「おなじみですね なかよくしましょう おなじみですね うれしいですね」というところの「おなじみですね」の部分が、音源及び歌詞カードでは「新顔ですね」になっている。
 テレビ朝日が現在の六本木ヒルズに移転した時に放送されたお引越し特番で、石井希和アナがコーラス隊と一緒に楽しげにこの曲を歌っているのを見たことがあるが、そのときも「おなじみですね」と歌っていたところを見ると、「いつまでも新顔ではない」というようなことで、歌詞は変えられて使われているのだろうか。

 さて、ようやくCDとなったこの曲。アナログ放送が終了して地上デジタル放送に切り替わると、テレ朝は「5チャンネル」になってしまうわけだが、デジタル化後は歌詞を変えて生き残るのか。「♪わが家の友だち5チャンネル」ではちょっと語呂が悪いのだが果たして?

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2007.08.05

NHKテレビ、阿久悠さん追悼番組を放送

 8月3日にNHK総合で放送された阿久悠さんの追悼番組を見たので、その感想などを。まずは番組を紹介したデイリースポーツonlineの記事から。

NHKが阿久悠さん追悼番組生放送
NHKは2日、尿管がんのため1日に亡くなった阿久悠(本名・深田公之)さん(享年70)の追悼番組「ありがとう阿久悠さん~日本一のヒットメーカーが生んだ名曲たち~」を3日午後10時から生放送することを決めた。

 「プレミアム10」の枠で放送されるが、NHKが90分という長い時間を使って追悼番組を放送するのは極めて異例。阿久さんの功績がいかに偉大だったかを物語っている。

 番組は堀尾正明アナウンサーの司会で、阿久さんとのコンビでピンク・レディー、山本リンダらのヒット曲を次々と生み出した作曲家・都倉俊一氏(59)がゲスト出演。阿久さんとの思い出や、紅白歌合戦などのVTR映像で阿久作品を振り返る。また、NHKは11日に生放送される「第39回思い出のメロディー」(後7・30)でも森田健作「さらば涙と言おう」、あべ静江「みずいろの手紙」、岩崎宏美「思秋期」の阿久作品が歌われることになっており、故人をしのぶことになりそうだ。

 この手の「追悼特番」ものは、特に民放は、なぜか故人にあまり縁の無さそうな若手芸人やグラビアアイドルまでスタジオに呼んで、「こんなに凄い人だった」という話を延々聞かせて感心させるパターンや、「故人に縁のある人の中でゲストとしてスタジオに来れた人」の顔を立てるが為に、本当に関わりのある人の歌や話題が疎かになるような傾向があって、今回はNHKとはいえ、以前放送されたテレビ何周年かの特番が正にそんなパターンだったこともあって、どんな構成になるか気になっていたのだが、そんな杞憂は吹き飛ぶくらい良い内容だった。

 なんといっても余計なスタジオゲストがなく、縁の深い都倉俊一氏だけだったこと。そして次から次へと歌のVTRを流したこと。VTRの人選も幅広く、また、どういうわけか過去ものの紹介であまりVTRが流れない(本人サイドがOKしないという噂を聞いたことがあるが真偽は不明。)沢田研二の歌がトップとラストに流されたし、以前の宗教問題のせいかこちらも最近あまりVTRが流れない桜田淳子もちゃんとオンエアされた。ちなみに90分の間に流れた曲目は某掲示板によると以下のとおり。

・勝手にしやがれ/沢田研二
・せんせい/森昌子
・わたしの青い鳥/桜田淳子 
・ブーメランストリート/西城秀樹
・きみ可愛いね/伊藤咲子
・狼なんて怖くない/石野真子
・ロマンス/岩崎宏美
・北の宿から/都はるみ
・北の螢/森進一
・舟唄/八代亜紀
・契り/五木ひろし
・津軽海峡冬景色/石川さゆり
・どうにもとまらない/山本リンダ
・個人授業/フィンガー5
・ジョニィへの伝言/ペドロ&カプリシャス
・ペッパー警部/ピンクレディー
・UFO/ピンクレディー
・絹の靴下/夏木マリ
・宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお
・嫁に来ないか/新沼謙治
・鳥の詩/杉田かおる
・気絶するほど悩ましい/Char
・街の灯り/堺正章
・時代おくれ/河島英五
・また逢う日まで/尾崎紀世彦
・ざんげの値打ちもない/北原ミレイ
・青春時代/森田公一とトップギャラン
・もしもピアノが弾けたなら/西田敏行
・熱き心に/小林旭
・あの鐘を鳴らすのはあなた/和田アキ子
・時の過ぎゆくままに/沢田研二

 自分は阿久悠さんの活躍した時代全てがリアルタイム世代ではないが、上記の曲のほとんどが分かったので、90分を堪能した。今回は民放のスポーツテーマや特撮・アニメ物などは「宇宙戦艦ヤマト」を除き紹介されなかったが、そこまでNHKに望むのは贅沢か。その辺は、恐らく今後民放でも似たような特番が組まれると思うので、ぜひフォローしてもらいたいもの。

 ところで、同じようにラジオは特番を組む予定はあるのだろうか。今のところ特番の情報は見当たらないのだが、すぐに思いつくのは、NHKのFM放送で祝日に組まれる特番の「今日は一日○○三昧」。曲数やジャンルの豊富さから言っても十分いけそうだ。年末辺りに放送するといいかも。

(ラテログ内関連記事)
 阿久悠さんの作詞した、ABC朝日放送の高校野球中継テーマ曲「君よ八月に熱くなれ」については、こちら(「高校野球中継の定番曲」)をどうぞ。

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2005.12.29

「プロジェクトX」最終回、なぜか木村拓哉出演

たまにはテレビの話題を、ということで、録画しておいたNHKテレビ「プロジェクトX~挑戦者たち~」の最終回(12/28放送)を見たので、その感想など。

 第1部19:30~20:43、第2部21:15~21:58という、普段より放送時間を拡大したスペシャル番組ということで、まずはこれまで番組で取り上げたプロジェクトをざっと紹介。また、「行間を大切にしている」という、ナレーションの田口トモロヲさんのインタビューをはじめ、2000年3月28日に放送された第1回「巨大台風から日本を守れ」や、一番反響が大きかったという「窓際族が世界規格を作った~VHS・執念の逆転劇」、「青函トンネル・24年の大工事」などの名場面を放送。番組中で紹介された視聴者からの手紙にもあったが、どれもプロジェクトの当事者の表情が印象的だった。

 「プロジェクトX」といえば、テーマ曲も大事な要素だと思うが、これについても、テーマ曲を中島みゆきさんに依頼したときのエピソードや、放送後の反響、紅白歌合戦出場時のエピソードなども放送。テーマ曲を中島みゆきさんに依頼したときのエピソードについては、依頼があったときの心境についてみゆきさんがコメントしているのだが、みゆきさんのしゃべりのトーンに、ラジオでの「みゆき節」が入っていたのがちょっと笑えた。

 「プロジェクトX」という番組自体が、淡々としたドキュメンタリー番組ではなくいわば「感動」路線のためか、今回の最終回にしても、視聴者へのインタビューや世界各国で放送されているという「現地版」の紹介など、全体を通してみると少々自画自賛的な面もなかったわけでもないのだが、看板番組の最終回として力を入れた番組だったと思う。

 ただ、唯一引っかかったのが、第二部の頭で「こんなファンからお話を頂いています」ということで紹介された、「キムタク」こと木村拓哉さんのインタビュー。以下、全文を書き起こして紹介。

 「プロジェクトX」で取り上げてる人達って、割とその、猪突猛進型というか、「バーン!」(※手振り入り)とロックオンしたらもうそこに向かって「ダァーッッ」って突き進む人ばっかりじゃないっすか。それが、みんなね、やられますね。いい感じのKO、さしてくれるというか。
 で、その当人が、スタジオに来てて、VTR明けで、その人達の感想を聞く空気感(?←※よく聞き取れず)とかあったじゃないですか。俺あのね、間はね、今、今ね、(※身を乗り出す)言ってるだけで、ヤバイっすね、今ちょっとね、来てますね。「プロジェクトX コアファン」としてはあの間が好きです。

 身振り手振り入りで熱心に語る様子からして、良くありがちな大して知りもしないのに宣伝絡みで借り出されて「ファン」と称するような芸能人のインタビューと違い、きっと番組をよく見ていたのだとは思うのだが、NHKが番組としてなぜわざわざこのインタビューを挿入したのかよく分からず。
 インタビューのVTRが終わったあとも、司会の国井雅比古アナ、膳場貴子アナはVTRにはまったく触れずに「第二部も素敵なゲストを…」と中島みゆきの話題へ。VTRは完全に番組の流れから浮いていた。
 VTRがニュースにより中断したあとの番組再開後の冒頭に入れられたことからして、「要は視聴率稼ぎのために入れたのか」なんて邪推してしまったのだが、他のブログの感想の中には「暑苦しいオヤジたちの顔ばかり映って、キムタクのインタビューが短くてがっかりした」というものもあったから(苦笑)、案外当たらずとも遠からずなのかも。

 インタビューの中身にしても、あのインタビューが民放のバラエティ番組ならいいのだろうが、割と年配層が見ていると思われる「プロジェクトX」で、「「バーン!」とロックオンしたら」とか「言ってるだけで、ヤバイっすね、今ちょっとね、来てますね。」などと語ってしまう木村拓哉さんというのは、ファンの方には申し訳ないが、正直なところイメージ良くないと思うのだが。

 ついでに言えば「猪突猛進」というのは「一つのことに向かって、向こう見ずに猛烈な勢いで、つき進むこと。」(三省堂提供「大辞林 第二版」より)なのだが、「プロジェクトX」に出てくる人というのは、どちらかといえば他人に認められなくてもコツコツと信念に従って成果を成し遂げるような人が多く、周りもみないで突き進み、ロックオンしたらそこへ突き進む、というのはちょっと違うんじゃないかと、決して「コア」なファンというほどじゃない自分なんかは思うのだが、ま、そこは個人の感じ方なので仕方ないか。

 番組は最後に「ヘッドライト・テールライト」を歌う中島みゆきさんで終了。個人的にはまだまだ取り上げて欲しいプロジェクトもあったのだが、1本の番組として成立させられるだけの「絵になる」エピソードや映像として使える素材が残っているものがそうそうあるわけでもないだろうし、そんなことから「事実誤認」と称するような事件も起きてしまったことからすると、ちょうど終了のいいタイミングなのかもしれない。

(参考)
・番組ホームページ「プロジェクトX~挑戦者たち~」 (NHK公式)

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2005.11.19

本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送

先日のテレ朝「題名のない音楽会21」に引き続き、「徹子の部屋」でも本田美奈子.さんの追悼特集を放送するようだ。これを書いている時点では「徹子の部屋」公式ページには記載がないが、Yahoo!テレビの「11月30日(水)の番組表 [地上波/東京/12 - 19時]」を見ると、
 

上沼◇徹子の部屋  追悼本田美奈子さん

となっている。

 先日放送された「題名のない音楽会21」も高視聴率を上げたようで、今回も注目度が高そう。以下は「Yahoo!ニュース」、「美奈子さんアルバムが急上昇15位」 「美奈子さん遺作アルバムがベスト20入り」より

美奈子さんアルバムが急上昇15位

 急性骨髄性白血病のため38歳で亡くなった歌手、本田美奈子さんのラストアルバム「アメイジング・グレイス」が21日付オリコンチャートで15位にランクインすることが14日確定した。同作品は10月19日発売され、前週238位から一気にジャンプアップした。本田さんのトップ20位入りは、87年にLP&テープチャートで7位を記録した「OVERSEA」(最高7位)以来。CDチャートでは初。
 (中略)
 また、テレビでも13日に追悼番組として放送されたテレビ朝日「題名のない音楽会21」が視聴率7・4%を記録。同番組では13年前に放送された故藤山一郎さんの生前の特番(7・6%)に次ぐ高視聴率。
(スポーツニッポン) - 11月15日6時4分更新


美奈子さん遺作アルバムがベスト20入り

 6日に急性骨髄性白血病のため38歳で亡くなった歌手本田美奈子.(ほんだ・みなこどっと)さんの遺作となったミニアルバム「アメイジング・グレイス」が、21日付オリコンチャートで15位にランクインした。本田さんの作品がアルバムチャートでベスト20入りしたのは18年4カ月ぶり。同アルバムは今年10月19日に発売され、初登場は126位。先週は売り上げ1000枚で238位だったが、悲報をきっかけに注文が殺到し、今週は1万2000枚を売り上げた。
 (中略)
 また13日に放送された本田さん追悼のテレビ朝日「題名のない音楽会」も7・4%と通常の倍の視聴率をマークした。
(日刊スポーツ) - 11月15日10時0分更新

 すでにテレビのほうは追悼特集や追悼番組が組まれているが、どうしても最近の活動をメインに扱っており、それはそれでよい特集だったのだが、自分が見た限りいわゆる「アイドル時代」にスポットを当てた特集がなぜかあまり見受けられず、いつも映像もさらっと流されるだけなのは、事務所の意向なのだろうか。本人は特別アイドル時代を隠したりはしていなかったと思うのだが…。

 そして一方、ラジオのほうは追悼特集を組んだりしているのか不明。映像がないとやりにくいというのもあるのかもしれないが、リクエスト特集とかがあっても良さそうなのだが。

 唯一確認しているのは11月10日18:00~21:00に放送されたLFX(ニッポン放送が制作するインターネットラジオとBSデジタルラジオ)の「CORN HEADと憲子のブロードバンド!ニッポン」ぐらい。
 ただ、この番組、初めから全部を聴いたわけではないが、中身は「番組のコーナーの合間でかかるリクエスト曲が本田美奈子さんの曲」というだけで、特段美奈子さん自身に触れたコーナーがあるわけでもなく、曲のリクエストに対してもパーソナリティのお二人が本田美奈子さんのことを良く知らないのか、特にコメントしている様子もなかったから、これを「本田美奈子特集」というのもちょっと気がひける気がした。(聴けなかった番組の冒頭でちゃんと特集していたのなら申し訳ないが。)

<ラテログ内関連記事>
・[訃報]本田美奈子さん死去
・テレビ東京、本田美奈子さん追悼企画を放送
・テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送
・テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送・その2


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2005.11.14

テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送・その2

先日、『テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送』で紹介したとおり、『追悼 本田美奈子.さん永遠に』が11月13日に放送された。当日の放送内容については以下のとおり。

 なお、見られなかった方は、BS朝日で11月16日(水)午後9:00より放送するので、受信環境のある方はお見逃しなく。


08:58 次番組予告
09:00 オープニング
  出光興産CM
09:01追悼 本田美奈子.さん歌声よ永遠に
 佐分千恵(テレビ朝日アナウンサー)によるナレーション

・1曲目 つばさ
  作詞:岩谷時子 作曲:太田美知彦 編曲:服部克久、和田薫
  Vo: 本田美奈子
  Pf: 羽田健太郎
  指揮: 飯森範親
  演奏: 新日本フィルハーモニー交響楽団
  (2003年5月25日放送「言葉の魔術師~作詞家・岩谷時子の世界」より)


・2曲目 紅葉(もみじ)
  作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲:和田 薫
  Vo: 錦織 健/本田美奈子
  オカリナ: 宗次郎
  指揮: 飯森範親
  演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団
  (2001年10月7日放送「四季と音楽・秋」より)


・作詞家、岩谷時子さんの紹介(写真とナレーション)。
 本田美奈子さんの才能を高く評価した一人で、ミュージカルで出会い、クラシックで歌うことを勧めたのは彼女だとのこと。
 そして2003年5月25日放送から、クラシックへの新たな挑戦ということで番組司会の羽田健太郎のインタビューシーン。
 デビューした時は歌わせてもらえると思えなかったクラシックを歌う喜びを語る本田美奈子さん。


・3曲目 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”
  日本語詞:岩谷時子 作曲:G.プッチーニ
  Vo: 本田美奈子
  指揮: 飯森範親 演奏: 新日本フィルハーモニー交響楽団
  (2003年5月25日放送)


・4曲目 「Time To Say Goodbye」
  作詞:L.クワラントット 作曲:F.サルトーリ 編曲:山下康介
  Vo: 布施明/本田美奈子
  Vn: 前橋汀子 Fl: 萩原貴子 Pf: 羽田健太郎
  指揮: 飯森範親 演奏: 東京交響楽団
  (2002年4月7日放送「ハネケンと愉快な音楽仲間~四月は恋?」より)


・本田美奈子さんの略歴紹介。
 アイドル時代は「1986年のマリリン」の映像(1986年3月16日放送「第23回ゴールデンアロー賞」)を5~6秒のみ。そしてミスサイゴンの写真紹介と初のクラシックアルバム「AVE MARIA」の紹介。


・最後のテレビ出演となった2005年1月30日放送分を「全て紹介」というナレーション
 羽田健太郎のインタビューシーン。
 「最近ではクラシックの作品にチャレンジされているが、どういう心境か」という問いに、「アイドル、ミュージカル、クラシックとも皆歌い方や声の出し方が違うので、自分を磨くために毎日毎日頑張っている感じだ」と答える美奈子さん。

そして歌手、本田美奈子20年のそれぞれの時代の代表曲によるメドレー。
・5曲目 「本田美奈子メドレー」
  編曲:藤野浩一 Vo: 本田美奈子
  指揮: 飯森範親 演奏: 東京交響楽団

    「1986年のマリリン」
   作詞:秋元 康 作曲:筒美京平

   ミュージカル「ミス・サイゴン」より “命をあげよう”
   作詞:R.モリトビー、A.ブーブリル
   日本語詞:岩谷時子 作曲:C.M.シェーンベルグ


   歌劇「トゥーランドット」より “誰も寝てはならぬ”
   日本語詞:青井陽治 作曲:G.プッチーニ
  (2005年1月30日放送「2005年はこんな年!」より)


 最後に美奈子さん自身による、
 「聞いて下さった方たちの 心に響くような 届けられるような 歌を歌えるように なりたいです。」
…というメッセージで番組は終了。


09:26 次回予告
 出光興産CM
09:28 エンディング


<ラテログ内関連記事>
・[訃報]本田美奈子さん死去
・テレビ東京、本田美奈子さん追悼企画を放送
・テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送
・本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送


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2005.11.10

テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送

 11/8の「テレビ東京、本田美奈子さん追悼企画を放送」で、テレ東「たけしの誰でもピカソ」の中で本田美奈子さん追悼企画を放送することが決まったことを取り上げたところだが、今度は本田美奈子さんの最後のテレビ出演になったという、テレビ朝日系『題名のない音楽会21』が、予定を変更して本田美奈子さんの特集を放送するそうだ。放送は11月13日。
 以下、テレビ朝日『題名のない音楽会21』公式ページから。

 歌手・本田美奈子.さんが今月6日にお亡くなりになりました。
 本田さんのテレビ出演は今年1月30日に放送した『題名のない音楽会21』が最後となりました。番組では追悼の意をこめて、予定を変更して11月13日に本田美奈子.さんの特集を放送いたします。ご冥福をお祈りいたします。

 11月13日(日) 午前9:00より放送 (BS朝日 11月16日(水) 午後9:00より放送)


 1月30日に放送された『題名のない音楽会21』の中で本田美奈子さんが歌っていた映像は、テレビ朝日系の「やじうまプラス」などで何度も使われたが、早くもこういった形でまとまって放送してくれるのはありがたい。
 おそらく、どちらかと言えば「知る人ぞ知る」歌だった、本田美奈子さんの「つばさ」を歌う映像シーンも流れると思うので注目したい。

(11/14追記)
・当日の放送内容について紹介しました。
 こちらへ→ 『テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送・その2』

(11/19追記)
・テレビ朝日系「徹子の部屋」でも追悼特集を放送します。詳しくはこちらへ→「本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送

<ラテログ内関連記事>
[訃報]本田美奈子さん死去
テレビ東京、本田美奈子さん追悼企画を放送
・テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送・その2
・本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送

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2005.11.08

テレビ東京、本田美奈子さん追悼企画を放送

今年8月に、闘病中の本田美奈子さんを応援する特集を放送した、テレビ東京系「たけしの誰でもピカソ」(金・22:00~)の中で、急遽、本田美奈子さん追悼企画を放送することが決まったそうだ。以下、デイリースポーツonlineの記事「本田美奈子さん追悼企画放送へ」から。

 本田美奈子さん追悼企画放送へ

 6日に歌手・本田美奈子さん(享年38)が死去したことを受け、テレビ東京では7日、11日の同局系「たけしの誰でもピカソ」(金曜、後10・00)で“追悼企画”を放送することが決まった。同番組は本田さんが出演していたこともあり、すでに収録済みの番組を編集して7分間の枠を設ける。(以下略)

 同局のすばやい対応は嬉しい。他局も同様の企画をやってくれるといいのだが。
 今回のテレビ東京の企画は、恐らく近年の本田美奈子さんの活動にスポットをあてた形になると思われるが、今回の報を受けて本田美奈子さんが過去に発売したCDの売上げが急上昇しているということもあり、アイドル歌手時代のヒット曲を交えた追悼企画も別にあると更に嬉しい。

(11/10追記)
・テレビ朝日系『題名のない音楽会21』が、予定を変更して本田美奈子さんの特集を放送するそうだ。詳細は下記リンクから。


<ラテログ内関連記事>
・[訃報]本田美奈子さん死去
・テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送
・テレ朝「題名のない音楽会21」で本田美奈子.さんの特集を放送・その2
・本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送


<参考>
・デビュー曲「殺意のバカンス」、新人賞受賞曲「Temptation(誘惑)」、最大のヒット曲「1986年のマリリン」、ドラマ主題歌「Oneway Generation」など、今すぐアイドル時代の楽曲を中心に聞きたいならこちら。

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・あまり知られていないが名曲として評判の高い「つばさ」など、マーキュリー時代の音源から構成されたベスト・アルバムならこちら(一部東芝EMI時代の曲も収録)。

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・追悼企画として当初の予定どおり発売(現時点では発売予定日は12/1412/7になった模様。)が決まった、ベスト選曲CD&ライヴ・ステージ等を収めたDVD企画ならこちら。
 ただ、もし追悼企画とするならば、どうせなら多少発売日を遅らせてでも、より良いものを出して欲しい気もする。一部の熱心なファンの方以外は、そう何度も同じ曲が収録されたアルバムを買うことはできないから。が、果たしてどうなるか…。

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 なお、どんな曲だったか思い出したい方は、「ゴールデン☆ベスト 本田美奈子」など、アルバムの一部を、こちらで試聴できる。

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2005.10.26

千葉ロッテマリーンズ日本一!ちばテレビは今夜優勝特番を放送決定

千葉ロッテマリーンズと阪神タイガースとの日本シリーズ第4戦が10/26に甲子園球場で行われ、ロッテが3-2で勝利。これで千葉ロッテマリーンズはシリーズ無傷の4連勝となり、1974年以来31年ぶり日本シリーズ優勝の栄冠を手にした。

 関東地方では、この試合の模様を、テレビはTBSが中継。ラジオはNHK第一をはじめ、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本の各局が中継。地元局のBAY-FMはやはり中継はなかったが、優勝した直後にパーソナリティによって優勝の一報が伝えられた。
 なお、全国のラジオ局の中継状況については、「みむめもーど」さんの10/26の記事「今日で最後か? 日本シリーズ」で詳しくまとめられているのでそちらを参照願いたい。

 一方、地元テレビ局のちばテレビのほうは、やはりニュース番組「ニュースC-MASTER」の放送時間帯にかかったため、番組中は地震速報や選挙速報のようにL字画面による試合経過を放送。番組中のスポーツコーナーでは、もちろん試合の途中経過を速報。( 「A-Style」さんのところの10/26の記事「ファイト!ファイト!ちば!」に画面写真あり。)
 優勝決定の瞬間は別の特集のVTR中だったため、すぐには速報できなかったのが残念だが、特集終了後はさっそく甲子園球場からの電話リポートを入れるなど、マリーンズ優勝の報道へ。先日パリーグ優勝のときも涙ながらに優勝の報を読み上げた永山美穂さん(10/21の記事参照)は、今日は満面の笑みだった(笑)。

 また、今日は千葉マリンスタジアム等からの生中継はなかったが、本日の深夜2時30分から「おめでとうマリーンズ日本一」と題した優勝特番を放送することも決定した。ちばテレビだけにさすがにキー局並みの質量は期待できないかもしれないが、マリーンズファンの方は必見だ。(参考:ちばテレビ番組表10/26

 試合そのものについての感想だが、阪神が得点機を掴みつつも併殺等でことごとくチャンスを潰しているのに対し、ロッテはこれまでどおり自分達のペースで試合を進めていたように見えた。唯一ロッテ側から見てヒヤリとした場面といえば、抑えのピッチャー小林雅の登板後、いきなりフォアボールでソフトバンク戦での悪夢の逆転負けを一瞬思わせた時ぐらいか。
 今日の試合もスコアで見れば確かに接戦なのだが、プレーの内容は特に阪神側がシーズン中のような戦い方が出来ていなかったこともあって、どちらかと言えば消化不良な展開とも言え、プレーオフでのソフトバンクとの息詰まる試合展開に比べれば、若干物足りなさが残った。
 しかしなんといっても31年ぶりの優勝というのはめでたい。日本一おめでとう!

<ラテログ内関連記事>
・千葉ロッテマリーンズ、リーグ優勝。そのときちばテレビは?

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2005.10.21

千葉ロッテマリーンズ、リーグ優勝。そのときちばテレビは?

もう今更の話題なのだが、せめて日本シリーズが始まる前に、ということで。

 10/17にパリーグ優勝を決めた千葉ロッテマリーンズ。この日の地上波のテレビ中継はテレビ東京系が担当し、視聴率不振が続いた今期にしては、それなりの視聴率を稼いで話題になったところだが、マリーンズの地元局であるちばテレビでは、やはりこの試合の中継はなく通常編成だった。
 まあ、いくら優勝がかかった試合とはいえ、他に地上波の中継がないならともかく、テレ東が放送してくれれば千葉県民と周辺のマリーンズファン的にはとりあえず問題のないところなんだろうが、阪神タイガースを応援するサンテレビ(兵庫)まではいかなくても、西武ライオンズを応援するテレビ埼玉ぐらいに何かやってくれないかなぁ…と、優勝決定した直後にちばテレビにチャンネルを合わせてみたところ、、、

 おや?千葉マリンスタジアムが映っている。生中継か?どうもそうらしい。雨でずぶぬれになったレポーターが、スタンドで優勝の瞬間を見ていたファン(当日、マリンスタジアムではパブリックビューイングをやっていた)へ感激の優勝インタビューをやっているではないか。
 この時間はちばテレビの夜のニュース番組「ニュースC-MASTER」(月~金 よる 9:00~9:55)の時間なのだが、その中で優勝決定の報を受けて千葉マリンスタジアムからの生中継を入れたらしい。これはかなり画期的だ。

 「え?生放送のニュース番組なら特段珍しくないよ」と思われるだろうが、そこはちばテレビ。ニュース番組の中で現場からの生中継が入ることは普段あまりないのだ。基本的にはスト・大型台風等によってJR総武線が止まった時の千葉駅からの中継ぐらいか。
 そんなわけで、今回の場合、17日にマリーンズが必ずしも優勝するとは限らない中で中継スタッフを送り込んでいたというのは、失礼ながら(苦笑)ちばテレビさんにしてはかなり力を入れていたはずだというわけ。

 感激するファンとレポーターの中継が終わったあと、毎週1つのテーマに関して視聴者からの意見を募集するいつものコーナーがあるのだが、こちらのほうも今週のテーマは「今年のマリーンズMVP」。
 コーナーを担当するアシスタントの永山美穂さんは、テーマを読み上げる最中から、すでに感極まって目がウルウル状態。コーナー告知が終わってメインキャスターの山口亜紀さんから「優勝良かったですね」と話を振り出すと、とうとうこらえ切れなくて泣き出してしまった。必死に「マリーンズのコーナーを担当してから4年目になるけど、こんな瞬間がくるとは思わなかった」というコメントを言うのがやっと。弱い頃からずっと応援してきたからこそ、格別なんだろうね。ここらへん地元局ならでは光景を見た感じで、特別マリーンズのファンではない自分もなんだかうれしくなったりした。

 ちなみに千葉の地元局といえばラジオの「BAY-FM」(FMサウンド千葉)があるのだが、こちらはというと、普通の音楽番組で、いつもと構成が違うのかいつもどおりなのかはよく分からず。
 BAY-FMのほうは、埼玉のFM局「NACK5」みたいに普段から野球中継をしているわけでもないので、それほどプロ野球との縁はないのかもしれないが、生放送のリクエスト番組らしく、一応、リスナーからの優勝おめでとうメッセージが読まれていた。

(10/26追記)
・千葉ロッテ日本シリーズ優勝に伴い、関連記事をアップ。
 「千葉ロッテマリーンズ日本一!ちばテレビは今夜優勝特番を放送決定」 


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2005.10.09

ドラえもんOPテーマついに新曲に交代、歌は夏川りみ

テレビ朝日のアニメ「ドラえもん」のオープニングテーマ曲が、「こんなこといいな~」で始まる「ドラえもんのうた」に代わって、宇崎竜童・阿木燿子夫妻の作曲・作詞で、夏川りみが歌う「ハグしちゃお」になるとのこと。新曲の登場は10月28日の放送から。

 実はこの文、少し前にこのニュースを聞いて感想を書こうかと思ったのだが、うまくまとまらなくて保留にしていたものなので、もう、ファンの方のブログ等では語りつくされてるだろうから今更の感もあるのだが…。

 さて、その「ドラえもん」、実は最近全くといっていいほど見ていない(声優が一新した後チラッと見る機会があったが、あまりの変わりように驚いたが。)のだが、かつて子供の頃は「てんとう虫コミックス」の全巻を揃えたし、昭和54年4月2日のテレビ朝日版「ドラえもん」第1回放送(放送時間は月~金の夕方6時50分からの10分間)から放送を見ていたくらいのドラえもん好きだったので、それなりに思い入れもあるあった番組なのだ。

 で、このニュースを報じた日刊スポーツの記事「ドラえもんテーマ曲も交代、夏川が歌う」 (2005/9/21)によると、 このように紹介されている。

(前略)ドラえもんは4月に大山のぶ代ら声優を一新。79年の放送開始から大杉久美子、山野さと子、東京プリン、渡辺美里、女子十二楽坊とアーティストを代えて続いていたオープニング曲も刷新することになった。

 このほどレコーディングが行われたが、夏川は「信じられないという気持ち。おいっ子やめいっ子が12人いるけど、みんな『すごいね』って大喜びで。ここまで元気いっぱいな歌を歌うのは初めて」と興奮気味。作曲の宇崎も「『ドラえもんの歌が書けるんだ』っていう楽しみを感じた。ワクワク踊れるようなものにしようと心がけた」、作詞の阿木は「国民的な人気者ですし、宇崎と2人でかなり力(りき)が入っていたんですよ」と打ち明けた。

 役目を終えた「ドラえもんのうた」について、吉川大祐プロデューサーは「番組にとって貴重な財産。今後も映画や挿入歌などで次世代に伝えていければ」と話した。

 この記事では略した部分も含め、「なぜ」オープニングテーマを変える必要があったのかは書かれていない。それにしても、オープニングテーマは番組の「顔」であり、看板である。それをどうして変える必要があるのだろうか。
 しかも「番組にとって貴重な財産」なので映画や挿入歌で使うのだという。さっぱりやろうとしていることが分からないんだけど…。

 確かに近年、特に作者の藤本氏が亡くなってからというものの、アニメ「ドラえもん」の扱いは迷走している。
 最近の声優交代劇は、年齢による仕方がないものだとしても、「声優が変わる」ということを単なる話題づくりにしかとらえていないような、どこかすっきりしないものを感じたし(現に旧声優陣は、交代は寝耳に水だったという記事すら流れた。もちろん真偽のほどは定かではないが。)、オープニングテーマの粗末な扱い(あの東京プリンはいったいなんだったのだろう。)といい、エンディングの、W(ダブルユー)による番組内容と何も関係のない歌の起用といい、「話題になりさえすれば」という悪あがきを見るたびに、かつて20%近い視聴率を稼いでいた頃を知っている世代としては、「ああ視聴率が悪いからテコ入れしているんだな…」と、寂しさを感じざるを得ない。

 オープニングテーマについて言えば、長く続いた大杉久美子~山野さと子の後は、東京プリン、渡辺美里、女子十二楽坊と目まぐるしく変わったが、そのたびにテレ朝側は、数々の美辞麗句で新しいアレンジを褒め称えて紹介してきたはず。では「そんないいもの」がなぜクルクルと変わっていくのだろう。いいものは続ければいいんじゃない?(冷笑)。
 そんな悪あがきの末、今回のテーマ曲そのものの変更だ。他のブログを拝見するに、作者の宇崎竜童・阿木燿子夫妻はテレ朝版「オバQ」のテーマソングを担当するなどの実績があるそうで、テレ朝も一応は気を使っているのだろう。が、しかし。
 今回の新曲が(仮に。←というのは後で述べる。)どんなにいい曲だとしても、20年以上続いた曲、そして昔と違い、曲そのものの各世代への浸透力が違う(今の時代、どんなヒット曲でも各世代に満遍なく知られているような曲はないに等しい)現在、「ドラえもんのうた」を超える知名度は獲得できない。そして世間の大多数を占めるであろう、普段「ドラえもん」を見ていない人は、それ(新曲)が「ドラえもんの歌である」とは認識してくれないであろうと断言できる。

 定番メロディというのは大事なのだ。15秒間でメーカー、商品名を認知させなければいけないCMを見ればよく分かる。「♪チョコレートは明治」、「♪カルビー、かっぱえびせん」などのいわゆるコマーシャルソングは、アレンジを変えながらも何十年も使い続けられているし、このブログらしくラジオ番組で言えば、「オールナイトニッポン」のテーマ曲、「ビタースイート・サンバ」は、先日のライブドア騒動のときにニッポン放送を表現するBGMとして何度も使われた。それは番組開始以来、長く使われ続けているため多くの世代に認知されているからで、番組を聞き流している人であっても、これを流せば「ニッポン放送のことだ」とすぐ分かるからだ。

 今回のニュースは、ドラえもんの制作局であるテレ朝の朝の情報番組「やじうまプラス」の新聞記事紹介で見たのだが、記事紹介の時にバックで流れたメロディは、東京プリンでも渡辺美里でもない。そして現在使われていて散々テレ朝自体がPRした女子十二楽坊バージョンでもない。では何が使われたのか。そう、最初のバージョン、大杉久美子版(のはず)だ。これが現実である。
 結局、朝の忙しくてじっくりテレビを見ていない時間帯、テレビ画面に目を向けさせるために一番定番のメロディを選んだら、必然的に一番知られている昔のバージョンが選ばれたのだろう。いやもしかすると、そこまで考えることなく、番組スタッフが「ドラえもん」で思いつくのは昔のバージョンだったのかもしれない。

 恐らく新曲が使われだしても、世間で「ドラえもん」をイメージさせる歌が「ドラえもんのうた」であるのは今後も変わらないだろう。となると、「ドラえもん」をPRするのに世間の知名度の低い新曲でひき付けようとしても、効果は限りなく低いに違いない。せっかく知名度抜群のPRソングを持っていながら、むざむざそれを捨てようとする今回の試み。当然何らかの事情があるのだろうが、一視聴者から見ればさっぱり分からない。

 最後に肝心の新曲だが、「やじうまプラス」で一部分が流れたのだが、ちらっと聞いた限り、夏川りみに歌わせるせいか沖縄調のメロディ。そして、タイトルが「ハグしちゃお」って。。。

 「ドラえもん」は沖縄の話だったっけ?
 「ドラえもん」はみんなを「ハグ」する話だったっけ?

 すでにこれだけで「ドラえもん」と関係のなさが滲み出ているのが寂しい。だいたい「ハグする」という単語はそりゃ意味は分かるけど、世間でごく普通に使う単語ですかね。昔のようにアニメソングとして番組のテーマや内容に沿った歌のテーマ曲が最近作られていないのは知っているけど、あまりにどうかと思うのだが…。
 単独の曲として聞けばいい歌なのかもしれないが、その曲が「ドラえもん」のテーマ曲である必然性がないだけに、なんか、1年も経つとまた別の曲に交代しているような気がプンプンとする曲だった。

 最後に、「天声D語Compact」さんのところに書いてあった一言に思わず笑ってしまったのでご紹介しておく。

とりあえずハグしちゃおというよりハズしちゃおって危険がプンプンするんですよ。

(追記) 起きてから読み返してみたが、元々うまくまとまらなかった文だけに無駄に長いし、妙に思い入れが強そう(に見える)。でも正直、本心はそれほどでもない(汗)。冒頭に書いたように、いくら昔熱心に見ていた番組でも、今は見てないんだからつべこべ言う必要もないわけで。それに、見てない人が言っても説得力ないし、逆の立場なら言われたくないだろうし。。。

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