ATOK presents 全国一斉!日本語テスト
「一太郎」若しくは「ATOK」でおなじみジャストシステムが、自分の日本語のレベルがどれぐらいなのかをテストできるページを開設している。まずはRBB TODAYのこの記事から。
あなたの日本語は大丈夫? ~漢字や敬語の用法を調べるお手軽テスト
ジャストシステムは2月28日までの期間限定で、自分の日本語のレベルをチェックできる「ATOK presents 全国一斉!日本語テスト」をWeb上で実施している。問題は漢字や仮名づかい、敬語などの用法等を問うもので、全30問それぞれに選択肢が用意されている。監修は「明鏡国語辞典」編集委員の鳥飼浩二氏。
(記事中に、一部テストの設問と解答が出てくるため、まだやっていない方のために、略)このプレテストの総合平均点は59.6点で、年代別の平均点では1位が50代(60.9点)、2位・20代(60.2点)、3位・30代(59.7点)などの結果が出た。
少し前から公開されていたのだが、ふと思い出して本日試してみたところ、結果は100点満点中61点で「ふつう」。自分の場合、「表記力」と「敬語」は全問正解、「漢字力」と「手紙の常識」はまずまずだったが、「語彙力」がとことん間違ったのが響いたよう(苦笑)。正直、もう少し得点したかった。
マウスでクリックする択一式なので、興味のある方はこちらからやってみてはいかが?
→ATOK presents 全国一斉!日本語テスト
ちなみに設問の中にはこんなものも出てきて思わずニヤリ。(以下ネタバレあり。注意)
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漢字の使い分けを誤ったものは、どれでしょう。
(1) ラジオで野球の放送を聴く。
(2) この子は親の言うことを聞かない。
(3) 隣室から流れてくる音楽を聴くともなく聴く。
(4) 明日の午後のご都合をお聞きします。
正解(使い分けを誤ったもの)は(3)なのだが、解説で、
「聴く」は、耳を傾けて(=注意して)きく意。「音楽を聴く」と書けば、音楽に耳を傾け、熱心にきく意。「国民の声を聴く」の場合も同様です。
(2)の「聞く」は、聞き入れる意で、「聞」が一般的。
(3)の「聴くともなく聴く」は誤りで、「聞くともなく聞く」にしなければなりません。「聞くともなく聞く」は、耳に入ってくるのに任せる意ですから、「聴」を使うと誤りになるわけです。
・・とある。
ここで自分のブログのこれまでの文章を振り返ってみると、はっきりと意識して使い分けしていたわけではないが、熱心に耳を傾けているラジオ番組には概ね「聴く」を使っていて、とりあえず使い方は正しかったということで一安心といったところ。
ただ実際問題、ラジオ番組の聴取スタイルは、必ずしも解説にあるように「耳を傾け、熱心にきく」場合だけでなく、たとえ野球中継であっても「聞くともなく聞く」場合も結構あるので、実はこの辺は微妙なのかも。
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