ライブドア堀江社長ら逮捕
すでにテレビ等で報じられているが、ライブドアグループによる証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は23日、同社社長の堀江貴文容疑者(33)ら4人を同法違反(偽計、風説の流布)容疑で逮捕したという。
それにしても報道(というか中身はほとんど「ワイドショー」)を見ていて感じるのは、一連の堀江社長の発言のなんと空虚なこと。
彼のこれまでの発言は数々あるが、なんといっても個人的には、例のニッポン放送の買収問題関連が印象的。
当時自分も、ここで「ホリエモンは、結局ラジオをどう変えたいのか」というタイトルで取り上げたが、あのとき感じたある種のうさんくささは今読み返してみても、変わっていない。
他のことは詳しくは分からないが、少なくとも彼がラジオというメディアに対して発言した中身は、当時もたいしたことがなかったし、その後も結局変わらなかった。もちろん、彼のラジオに対する関心なんてなかった。
なんのことはない、大方の予想どおり、狙いはフジサンケイグループだったわけで、ニッポン放送はそのための手段。それならなぜ「ラジオに対する関心」などと見え透いたことを言ったのだろう。この時以来自分は、ホリエモンが何を語ろうと一歩二歩引いた目で見てきたことは確かだ。
というわけで、今回の逮捕も「ああやっぱりいつかはそうなるんだなぁ」という感じの感想しかない。
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・ホリエモンは、結局ラジオをどう変えたいのか
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