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2006.01.28

ソニー、ラジオ、ラジカセ等の国内生産を中止

個人的にはまたまたショックなニュース。ソニーが事業の縮小に伴い、アイボやQRIOといったエンターテインメントロボット事業を撤退することが大きく報道されているが、その陰に隠れて?ウォークマン、ICレコーダー、ラジオ、ラジカセ、カーナビなどの国内製造も終了するとのこと。
 まずはこれを報じた「CNET Japan」の「ソニー、ロボット事業から撤退--ウォークマンの国内生産も中止 -」から紹介。

ソニーは1月26日、アイボやQRIOといったエンターテインメントロボット事業を撤退すると発表した。また、車載機器の国内事業を中止し、ウォークマンなどの国内生産も廃止する。液晶テレビなどの成長領域に資源を集中させる狙いだ。

 ソニーは2005年9月に、15のビジネスカテゴリーについて事業の縮小、もしくは売却することを明らかにしていたが(関連記事)、具体的なカテゴリー名を示したのは初めて。今回明らかになったのは、以下の9カテゴリーだ。

 このあと、記事ではエンタテインメントロボットなど9カテゴリーの解説をしているのだが、そちらはリンク先の元記事を参照していただくとして、個人的に注目せざるを得ないのは、記事の末尾にさらりとかかれたこの一文。

 国内の生産拠点については、すでにソニーイーエムシーエス埼玉テック岩槻事業所を閉鎖しているが、3月までに坂戸事業所も閉鎖する。これにより、ウォークマン、ICレコーダー、ラジオ、ラジカセ、カーナビなどの国内製造を終了する。今後は海外拠点で製造するという。

 上記のとおり、国内製造撤退の品目に「ラジオ」が入っている。確かに、ラジオに限らずこれらのジャンルの近年の新製品はすでに海外生産になってしまっているが、一部の製品は今でも国内で生産されている。
 しかし、国内の工場が閉鎖されるということは、「発売からは年月が経ってはいるが代わりとなるような製品がないためにこれまで細々と製造が続けられてきた製品」は、今後、よほどの需要がない限りわざわざ海外の工場で生産を続けるとは考えにくく、これを機に製造中止となる可能性が高くなるわけで、現存するAMラジオの中では最強の製品であるICF-EX5や、すでに市場から消えかかっているAMステレオ対応ラジオなどが今後どうなるか心配になってきた。

 自分も、既に購入しているICF-EX5はともかく、他に買おうかどうか迷って購入を先送りしていたようなものについては、この際買ってしまおうかと考えている。

B000BOZXNYAIBO ERS-7M3 W

ソニー
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コメント

おはようございます。ハード関係はとんと疎いので、おおいに参考
にさせていただいております。

アイボはさておき、ラジオ部門の国内撤退とは驚きです。先日、ス
ピーカーの調子がわるかったSRF-DR2Vを修理にだして、5,670円
の請求があったばかりなんですよ。おっしゃるとおり、AMステレ
オ対応ラジオなど特殊な機種は市場も限定されるので、かなりヤバ
イんじゃないでしょうか。

投稿: jelly | 2006.01.29 10:36

jelly さんこんばんは。

いやホントに、正直参ったなぁ…という感じです。たとえ外国製になって生産が続けられるとしても、現在の製品の品質を維持できるとは限らないですし。

ちなみに余談ですが、私もSRF-DR2V持ってます。
でも、今いる場所はFMの受信状況が悪いため、せっかくのFM文字多重放送機能はほとんど役に立たず、宝の持ち腐れ状態なんですが…(苦笑)

投稿: tabo | 2006.01.31 00:38

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