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2005.12.29

「プロジェクトX」最終回、なぜか木村拓哉出演

たまにはテレビの話題を、ということで、録画しておいたNHKテレビ「プロジェクトX~挑戦者たち~」の最終回(12/28放送)を見たので、その感想など。

 第1部19:30~20:43、第2部21:15~21:58という、普段より放送時間を拡大したスペシャル番組ということで、まずはこれまで番組で取り上げたプロジェクトをざっと紹介。また、「行間を大切にしている」という、ナレーションの田口トモロヲさんのインタビューをはじめ、2000年3月28日に放送された第1回「巨大台風から日本を守れ」や、一番反響が大きかったという「窓際族が世界規格を作った~VHS・執念の逆転劇」、「青函トンネル・24年の大工事」などの名場面を放送。番組中で紹介された視聴者からの手紙にもあったが、どれもプロジェクトの当事者の表情が印象的だった。

 「プロジェクトX」といえば、テーマ曲も大事な要素だと思うが、これについても、テーマ曲を中島みゆきさんに依頼したときのエピソードや、放送後の反響、紅白歌合戦出場時のエピソードなども放送。テーマ曲を中島みゆきさんに依頼したときのエピソードについては、依頼があったときの心境についてみゆきさんがコメントしているのだが、みゆきさんのしゃべりのトーンに、ラジオでの「みゆき節」が入っていたのがちょっと笑えた。

 「プロジェクトX」という番組自体が、淡々としたドキュメンタリー番組ではなくいわば「感動」路線のためか、今回の最終回にしても、視聴者へのインタビューや世界各国で放送されているという「現地版」の紹介など、全体を通してみると少々自画自賛的な面もなかったわけでもないのだが、看板番組の最終回として力を入れた番組だったと思う。

 ただ、唯一引っかかったのが、第二部の頭で「こんなファンからお話を頂いています」ということで紹介された、「キムタク」こと木村拓哉さんのインタビュー。以下、全文を書き起こして紹介。

 「プロジェクトX」で取り上げてる人達って、割とその、猪突猛進型というか、「バーン!」(※手振り入り)とロックオンしたらもうそこに向かって「ダァーッッ」って突き進む人ばっかりじゃないっすか。それが、みんなね、やられますね。いい感じのKO、さしてくれるというか。
 で、その当人が、スタジオに来てて、VTR明けで、その人達の感想を聞く空気感(?←※よく聞き取れず)とかあったじゃないですか。俺あのね、間はね、今、今ね、(※身を乗り出す)言ってるだけで、ヤバイっすね、今ちょっとね、来てますね。「プロジェクトX コアファン」としてはあの間が好きです。

 身振り手振り入りで熱心に語る様子からして、良くありがちな大して知りもしないのに宣伝絡みで借り出されて「ファン」と称するような芸能人のインタビューと違い、きっと番組をよく見ていたのだとは思うのだが、NHKが番組としてなぜわざわざこのインタビューを挿入したのかよく分からず。
 インタビューのVTRが終わったあとも、司会の国井雅比古アナ、膳場貴子アナはVTRにはまったく触れずに「第二部も素敵なゲストを…」と中島みゆきの話題へ。VTRは完全に番組の流れから浮いていた。
 VTRがニュースにより中断したあとの番組再開後の冒頭に入れられたことからして、「要は視聴率稼ぎのために入れたのか」なんて邪推してしまったのだが、他のブログの感想の中には「暑苦しいオヤジたちの顔ばかり映って、キムタクのインタビューが短くてがっかりした」というものもあったから(苦笑)、案外当たらずとも遠からずなのかも。

 インタビューの中身にしても、あのインタビューが民放のバラエティ番組ならいいのだろうが、割と年配層が見ていると思われる「プロジェクトX」で、「「バーン!」とロックオンしたら」とか「言ってるだけで、ヤバイっすね、今ちょっとね、来てますね。」などと語ってしまう木村拓哉さんというのは、ファンの方には申し訳ないが、正直なところイメージ良くないと思うのだが。

 ついでに言えば「猪突猛進」というのは「一つのことに向かって、向こう見ずに猛烈な勢いで、つき進むこと。」(三省堂提供「大辞林 第二版」より)なのだが、「プロジェクトX」に出てくる人というのは、どちらかといえば他人に認められなくてもコツコツと信念に従って成果を成し遂げるような人が多く、周りもみないで突き進み、ロックオンしたらそこへ突き進む、というのはちょっと違うんじゃないかと、決して「コア」なファンというほどじゃない自分なんかは思うのだが、ま、そこは個人の感じ方なので仕方ないか。

 番組は最後に「ヘッドライト・テールライト」を歌う中島みゆきさんで終了。個人的にはまだまだ取り上げて欲しいプロジェクトもあったのだが、1本の番組として成立させられるだけの「絵になる」エピソードや映像として使える素材が残っているものがそうそうあるわけでもないだろうし、そんなことから「事実誤認」と称するような事件も起きてしまったことからすると、ちょうど終了のいいタイミングなのかもしれない。

(参考)
・番組ホームページ「プロジェクトX~挑戦者たち~」 (NHK公式)

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コメント

拓哉の悪口言うな。猪突猛進って言う表現も意味あってるし。

投稿: 拓哉ラブ | 2006.01.24 23:53

木村拓哉をピンポイント攻撃してますね。

でも、気持ちはわかりますよ。私の場合は松田聖子が大嫌いでしたし、今も嫌いです。
私が世間の顔色を伺って小さくなっているのに、
なんでこの女は偉そうにして、みんなに許されるのか!私はこの女が許せない!!
って思ってました。
あなたも私と同じですね。ふふふ…

投稿: | 2008.02.28 06:37

最近のびっくり!
 世界最強の日本刀のナノテクノロジーを抽出し先端技術を駆使して日立金属(安来)がSLD-MAGICという金型用鋼を開発した。この特殊鋼は韓国製鉄が出来ない優秀なハイテン(高張力鋼板)を切り裂いたり、曲げたりする金型に応用され自動車などが製造されている。こんなことが韓国では出来ないのは切れ味抜群の日本刀には日本のオリジナル技術がいっぱい詰まっているからとのこと。


投稿: たたら鉄鋼 | 2008.09.25 18:44

日立安来で定年まで勤め上げられた方は凄い。精神力は人間を超えている。もう神様です。光栄です。

投稿: 原田 | 2015.05.04 14:39

僕もあの炉長をしておられた先輩は、あらゆる面で影響を受けました。惚れてます。今年5月に定年まで勤め上げられた先輩。生き様、凄い人です。

投稿: 玉鋼 | 2015.06.06 20:23

安来のアモルファス工場は凄いそうだ。産業界の超人たちがいるらしい。

投稿: 福島 | 2015.06.06 20:54

安来のアモルファス工場は、日立安来の社員でも、入れないらしい。極秘工場でセキュリティーが厳しいらしい。アメリカ人達の姿をよく見かけるらしい。

投稿: 田中 | 2015.06.16 18:18

安来のアモルファス工場は日本で一か所。もう一つはアメリカのサウスカロライナ辺りにある。

投稿: 元京都大学大学院生 | 2015.08.13 00:20

アモルファス製のトランスは電気の損失が6分の1になるらしい。これからはアモルファストランスの時代になるだろう。

投稿: 北野 | 2015.12.25 11:16

安来アモルファス工場の技術員はドクタークラスがたくさんいるらしい。作業員も若く優秀らしい。

投稿: 和田守 | 2015.12.27 22:09

今度の工場長は頭脳明晰らしい。全体で盛り上げるべき。ファインメットと一つになって、人材交流が大きなうねりになるだろう。

投稿: アモルファスwithファインメット | 2016.02.09 17:46

今度の工場長は頭能明晰、技術員もドクタークラスがたくさんいるらしい。作業員も若く優秀らしい。頭能明晰集団、安来アモルファス、ファインメット工場。冶金研究所もある。

投稿: | 2016.02.25 21:31

あそこはMYGと呼んでいる、所ですね。日立安来の海岸本館の前にある建物。安来の皆さん極力して、次世代の素材を育てて下さい。

投稿: 東京練馬 | 2016.03.01 21:26

島根の安来のMYGといえば、アモルファス、ファインメットを懸命に育てているらしい。

投稿: メタル | 2016.03.09 21:33

安来MYGといえば、全国から、優秀な頭脳が集まっていると聞く。

投稿: 桑田 | 2016.04.07 21:44

安来MYGはみんな、で大きく育てるべき。

投稿: 京都 | 2016.04.13 17:08

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