松田聖子がAM全局電波ジャック
以前、「松田聖子が民放AMラジオ全47局に全国縦断ハシゴ出演~AMラジオの統一キャンペーン」で紹介した、全国民放AMラジオ局の統一キャンペーンの第2弾として、今度は全民放AMラジオの統一番組が放送されるそうだ。
前回の全国縦断企画は各局個別の放送だったが、今度は全国同時放送(11/27午後6時から)だという。まずは、この企画を報じた「SANSPO.COM」の11/24の記事から。(記事中の「写真」はリンク元の記事を参照。)
松田聖子がAM全局電波ジャック!“ありがとう”を伝えます
歌手、松田聖子(42)=写真=が、27日に史上初めて民放AMラジオ全47局で同時放送される特別番組のメーンパーソナリティーを務める。同番組は「あなたに伝えたい~言い出せなかったありがとう」と題し、リスナーが家族や恋人、友人ら身近な人にあてた「ありがとう」のメッセージを紹介。聖子自身も、母娘バトル騒動で芸能活動休止中の長女、SAYAKA(19)に番組内で歌を贈っており、日本列島に心温まる1時間を届ける。
9月21日に10時間かけて、前人未到の民放AMラジオ47局ハシゴ出演をやり遂げた聖子が、今度はニッポン列島すべての民放AMラジオを1時間電波ジャックする。
特番は27日午後6時から、聖子とニッポン放送のうえやなぎまさひこアナ(48)がメーンパーソナリティーを務める形で進行。「全国民放AMラジオ統一キャンペーン」がスタートした9月1日から1カ月にわたって募集した、家族に、恋人に、友人に…照れくさくてなかなか伝えられなかった「ありがとう」のメッセージを紹介する。
応募総数はキャンペーンガールの聖子効果もあって1万8247通に達した。このほど都内で行われた収録では、「今は亡き母に」「初めて一人暮らしをしたときに手紙をくれた父に」「いじめられていた自分に声をかけてくれた友達に」「好きという気持ちを思い出させてくれた片思い中の女性に」…など、心に響いたメッセージを聖子が次々と読み上げた。(以下略)
前回に引き続き、この情報は「みむめもーど」さんのところの記事(11/24)を読んで気がついたのだが、「みむめもーど」さんのところでも触れられているように、番組公式サイトに映っているニッポン放送の上柳アナ(いつから平仮名にしたのだろう?)の風貌の変化にあらためて感慨深いものが。声だけ聞いているとあまり変化がないように思えるのだけど。(それでも昔の放送と聞き比べれば、だいぶ違うんでしょうね。)
ところで上記「SANSPO.COM」の記事によると、応募総数は「1万8247通に達した」とのこと。松田聖子の効果があったかどうかはともかくとして、記事の取り上げ方は「かなり多く集まった」というように読めるが、民放AMラジオ全47局で1ヶ月間呼びかけてこの数(単純に47局で割り算すると、1局あたり388通。)はちょっと少ないんではないかと違うところで気になった。
単なるリクエストハガキとは違い、具体的にエピソードを書くとなればそうそう枚数を稼げるものではないのだろうけど、かつての深夜放送が一つの番組だけで毎週何百通ものハガキ・封書を集めていたことからすると、ちょっとさびしい数字なのかもしれない。
(※最盛期は1万通とか集まったらしいし、瞬間的な記録では南野陽子のラジオ番組のように13万通もの応募ハガキを集めるということもあった。ま、これはプレゼントの応募だから条件はちょっと違うけど。)
そしてもう一つ。記事では「史上初めて民放AMラジオ全47局で同時放送される特別番組」とあるのだが、昔、毎年大晦日に東京キー局(TBS、QR、LF)が持ち回りで制作して全国へ放送していた民放版「ゆく年くる年」は全国同時放送ではなかったのか?という素朴な疑問が。ひょっとしてJRN、NRNに入らない独立局あたりは「ゆく年くる年」を放送していなかったのだろうか。
サンスポの先走り記事かな?と思って他の記事を探してみたが、夕刊フジの記事にも「史上初、ニッポン放送をはじめ、民放AMラジオ全47局で同時放送され、」という記載がある。さて、真相はいかに?
(参考)
・「みもめもーど」さん 「またまた電波ジャック」
・キャンペーン公式サイト「あなたに伝えたい~言い出せなかった”ありがとう”キャンペーン」
(11/27追記)
・番組についての記事をアップしました。
「松田聖子の民放AMラジオ特別番組は同時放送ではない?」
<ラテログ内関連記事>
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・AM、FMラジオ付携帯電話、ドコモから発売決定
・AM、FMラジオ付携帯電話「RADIDEN」を触ってきた
・全国民放AMラジオ統一キャンペーン、 松田聖子を起用
・全国民放ラジオ統一キャンペーン
・松田聖子が民放AMラジオ全47局に全国縦断ハシゴ出演~AMラジオの統一キャンペーン
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コメント
たぶん、局の担当者も「ゆく年くる年」のことなんかすっかりわすれちゃってるだけか、そういう世代にスタッフが入れ替わってしまったかのいずれかではないでしょうか?
投稿: 旧世代 | 2005.11.28 00:34
旧世代さん、コメントありがとうございます。
局の担当者がみんな忘れちゃってるとしたら、かなり問題ですよね。
たまたま広報?の担当が知らなくても、上司や、発表を受けたほうの記者だって誰か疑問に思いそうなものですが…。
もしくは、今回「史上初!」ということが言いたいがために、何か微妙に条件を限定しているということもありそうですね。
例えば「ゆく年くる年」が放送していたときは民放AM局の数が「47局」じゃなかったとか(笑。例えば、ですが。)そういった微妙な違いがあるのかな?と思っているのですが。さてどんなものでしょう。
投稿: tabo | 2005.11.28 01:29
毎度ありがとうございます。
「ゆく年くる年」の件は私もおかしいと思っていたのですが、
> 何か微妙に条件を限定している
のです。「ゆく年くる年」には「ラジオたんぱ」も加わっていたので48局だったのです。ホントにビミョー。
検索にかけたらたんぱ、いやラジオNIKKEIの恨み節を見つけたのでURLをつけておきます。
投稿: みむめも | 2005.11.28 01:57
「ゆく年くる年」にはたんぱも入ってたんですね。これは盲点でした。
・・にしても、それなら「民放AM47局『だけ』」で同時放送するのは初めて、ですよね(苦笑)
ならば、例えば「史上初めてTBCとABCで放送される特別番組」とかもアリですかね(笑)
投稿: tabo | 2005.11.30 00:45