« 本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送 | トップページ | ラジオ番組録音にも使える?ソニー 「NAS-M7HD」発売 »

2005.11.20

AMステレオ対応の新製品発売!

久しく新製品の出ないまま、今あるラジオ・ラジカセ・チューナー等の在庫がなくなったら対応機種自体がなくなるんじゃないかと思われたAMステレオ対応製品だが、意外?なところから新製品が発売された。(写真参照)

rc-qs14

 この注目すべき新製品の発売元はビクター。RC-QS14というCDラジカセだ。と言ってもこの製品、店頭では恐らく見ることが出来ない。メーカーの扱いとしては「教育用ポータブルシステム」となっているためなのだが、一般用としてはすでに新製品が途絶えた中で、あえてAMステレオ対応機を出してきた以上、注目せざるを得ない。

 仕様を見る限りスペックとしては正直平凡なもので、全盛期のラジカセ(いわゆるバブルラジカセ)を見てきた世代から見ると物足りないのだが、現行機で一般の店頭に出ているAMステレオ対応発売機種の中ではすでにCDラジカセは消滅している現在(※CDなしのラジカセなら松下がかろうじて1機種残している(RX-FT53)が、こちらも時間の問題だろう。)、新品を買うにはこれともう1機種(これも店頭で見られない、ビクターの教育用機種 RC-QS11T)しか恐らくない。(他にあったらぜひ情報をお寄せいただきたい。)

 それにしても、教育用とはいえ新機種をAMステレオ対応に出来るのなら、普及機はともかく高級機のコンポ等をAMステレオ対応にして差別化することも出来ると思うのだが、逆にAMステレオというものに需要が無さそうな教育用機種をあえてAMステレオ対応にしてきたメーカーの意図が今ひとつ読めないのだが。。。

 とにかく一般の人が購入するとなれば、今のところ店頭で注文するか(受け付けてくれるのか分からないが。)メーカーに問い合わせるしかないのだろうが、AMステレオ存続の期待を繋ぐ製品に違いない。
 どなたか、購入した方はいらっしゃいますか?

(11/28追記)
・今回紹介したRC-QS14ではないが、本文中及び下でも紹介している、ビクターの教育用 RC-QS11T)を購入されて使っている方がいらっしゃったので紹介。
→あざらし2010 さん 「AMステレオが好きです(ビクターRC-QS11T)」

(2008/6追記)
・ビクターのページを再確認したところ、同機種の販売は続いているが、仕様から「AMステレオ」の文字が消えていた。どうやら現在はAMステレオ対応ではなくなった模様。


(参考)
・日本ビクター公式ページ 教育用ポータブルシステム RC-QS14


(Amazonで買える現行の主なAMステレオ対応機 ※記事掲載時点のものです。)

B00009VLUTPioneer F-D3 AMステレオ搭載FM/AMデジタルシンセサイザーチューナー (ゴールド)

パイオニア 1999-06-30
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


B00009VSBLSONY FMステレオ/AMステレオラジオFMラジオ SRF-A300

ソニー
売り上げランキング : 35324

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


B00009VSBISONY TV(1ch-12ch)/FMステレオ/AMステレオポケッタブルラジオ名刺サイズ SRF-AX51V

ソニー
売り上げランキング : 51269

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

B00009VSBKSONY FMステレオ/AMステレオハンディーポータブルラジオFMラジオ SRF-AX15

ソニー
売り上げランキング : 67331

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

B00009VLUWDENON TU-1500-N AM FM チユーナー

デノン 1998-02-01
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

B00009VRRBPanasonic RX-FT53-K ラジオカセット (ブラック)

松下電器産業 1994-08-31
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

B000BQ7BDMVictor RC-QS11T CDラジカセ [RC-QS11T]

ビクター
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

|

« 本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送 | トップページ | ラジオ番組録音にも使える?ソニー 「NAS-M7HD」発売 »

コメント

ひさびさの新製品かと思ったら一般向けではないのが残念ですねえ。
アイワのラジカセの場合AMステレオ対応によるコスト上昇は500円ほどだったという話を、放送開始当時の某雑誌で読んだことがあります。じゃまな機能じゃないのだから搭載してほしいですよね。
新製品がすっかり途絶えてしまったので、ラジオ単体ではありますが名機SRF-M100は手放せません。

投稿: MARU | 2005.11.22 01:23

SRF-M100お持ちですか。うらやましい。
私も店頭で何度も見ながら、「まだある」と油断しているうちに、あっという間に店頭から消え去って買い逃しました(苦笑)。

その代わりに使っているのは松下のRF-HS70というポケットラジオなんですが、あまり話題に出ませんが意外に感度の良いラジオで気に入ってます。

それにしても「AMステレオ対応によるコスト上昇は500円ほど」なんですか。安いラジオにとっては厳しいかもしれませんが、高級機なら問題ないコストだと思うんですけどね。

投稿: tabo | 2005.11.23 21:50

一般用で出しちゃうと価格競争激しそうですけど
教育用として出せばそんなに問題ないんでしょうね。

AMステレオが生き延びるための苦肉の策だったのかも。

投稿: yana | 2007.08.06 15:24

はじめまして。

私もAMステレオラジオにこだわって使っています。

種類が増えるのはうれしいことです・・・。

投稿: とくながたかのり | 2008.06.01 12:51

コメントを頂いたのを機にビクターのページを再確認してみたところ、AMステレオ対応の記載がなくなっていました。
どうやらまた一つ対応機種が減ったようで残念です。

投稿: tabo | 2008.06.02 00:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: AMステレオ対応の新製品発売!:

« 本田美奈子.さんの追悼特集「徹子の部屋」でも放送 | トップページ | ラジオ番組録音にも使える?ソニー 「NAS-M7HD」発売 »