「伊集院光 深夜の馬鹿力」、今日のラジオ番組表に記載なし
TBSラジオで放送されている「伊集院光 深夜の馬鹿力」(毎週月曜深夜1:00~3:00)の名前が、本日(10/17)のラジオ番組予定表に記載されていない。日刊スポーツのラジオ番組表、「tv.nikkansports.com」10月17日分を見ると、番組欄は下記のようになっている。
01:00 及川奈央◇笑飯◇M
「笑飯」は午前3時からの「JUNK2 笑い飯のトランジスタラジオくん」のこと、「M」はそのあとの番組名が略されたものだ。で、これだけだと、単に番組欄のスペースの都合でゲスト出演者だけを掲載したとも取れるのだが、TBSラジオの今日の番組表を見ると、こうなっている。
JUNK
及川奈央
スタッフ一同緊急ミーティング中
詳しくは今夜の番組で。
ここは通常、というか普通は番組名「伊集院光 深夜の馬鹿力」が入るところ。現に今朝まではちゃんと名前が入っていたのだが、記事を書いている今現在は消されている。
また、JUNKのホームページも月曜の伊集院だけがコメントがなく不自然にスペースが空いており、番組ホームページへのリンクも消されている。
先週の放送を聴いていないのだが、ネット上の書き込みを見るに、コーナー募集は普通にやったらしいが来週(つまり今日)の具体的告知はやらなかったという。
一方、昨日放送された同じTBSラジオの「伊集院光 日曜日の秘密基地」のほうは聴いていたのだが、冒頭のトークの調子がいつもと少し違っていた。
深夜帯である「馬鹿力」のほうは万人向けというよりコアなリスナー向けで、時にはかなりキツイ言い回しをするのに対し(そういう芸風なのだが)、「秘密基地」のほうは日中に放送されるということもあってか、扱う話題も伊集院のトークも万人向けなのが普通なのだが、昨日の冒頭はアシスタントの竹内香苗アナのコメントを封じておいた上で、昨今のいわゆる「楽天・TBS問題」に触れるな、と番組のスタッフから言われたことをかなり不満そうにコメントしていた。もちろんひとしきり「触れてはいけない」と言われた話題に「いけないと言われた」と言うことで精一杯の抵抗?をした後は、ごく普通に番組が進行していったのだが。
「深夜の馬鹿力」は近年ずっと、裏番組の「オールナイトニッポン」を押さえて深夜帯トップの聴取率を取っている人気番組で、先日番組10周年を迎えたばかり。
しかも今週はスペシャルウィーク(聴取率調査週間)。かつてのニッポン放送のように、スペシャルウィークに普段のパーソナリティを外して番組に関係のないゲストにメインパーソナリティを勤めさせる、なんて暴挙をするとも思えない。ましてや番組表に載っている及川奈央では失礼ながら伊集院より数字を取るとも思えない(※)。
さて、この一連の流れから、これを、かつてのニッポン放送との間であったように、何らかのトラブルによる「伊集院の降板」と見るか、それともスペシャルウィークならではの伊集院と番組スタッフによる壮大な「釣り」と取るか、果たしてどちらだろう?
まあ、ラジオ欄を使って遊ぶのは、かつての「東京レディオクラブ」しかり、最近の「4番なかやま」しかり、どちらかと言えばTBSラジオスタッフが好きな手であること、そして本当に降板なら『スタッフ一同緊急ミーティング中』などと書かず、いっそ無地にすると思うので、壮大な「ニセ降板事件」という久しぶりの大型「釣り」企画ではないかと思っているのだが、どうだろうか。答えは本日深夜1時からの放送で明らかになる。
ちなみに、初めて伊集院に挑む裏番組の「春風亭昇太のオールナイトニッポン」は、「緊急開催!春風亭昇太のオールナイトニッポン 真夜中にしみじみいい曲リクエスト 100曲かけるぞ音楽祭」 という企画だとのこと。なんでも、ここ何回か「若い力」「空がこんなに青いとは」「気球にのってどこまでも」など、最近の民放ラジオではまずかからないと思える曲をかけているらしく、その延長線にある企画らしい。色んな企画があるのはいいことだと思うが、勝負は捨てている?
※…及川奈央はANN-R枠の特番を1回担当したことがある。彼女は「元(今も?)AV女優」ということを特別隠さないトークをテレビでは展開していたため、ラジオでどんなトークを展開するかと注目されたのだが、女性リスナーからの人生相談など当たり障りのない放送に終始。多くの男性ファンをがっかりさせた(苦笑)。
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コメント
おひさしぶりです。taboさんの記事をよんで、録音を聞き直しているとこ
ろです。
結論をいうと、「月曜ジャンク 及川奈央の深夜にシェイシェイシェイ
ク」は番組の企画でした(「セクシーボイスでマリーンズ打線」という架
空のコーナーで、ニッシ〜オ〜カ、ホリ、フックウッラ、サブロ〜、サ〜
トザ〜キ、ベニ〜、イマエ・イマエ・イマエ〜、フランコ〜フランコ〜フ
ランコ〜、オ〜オ〜オ〜ツカカ、のメンバー紹介はある意味貴重?)。
伊集院は10分後に登場して、番組は予定どおりはじまりました。彼がと
きおり番組でおこなう、悪ふざけだったようです(過去にはユーミン・リ
クエストなどがあったような)。
なおラテ欄への問い合わせが相当数、局にあり、本人も反響の大きさに驚
いていました。
ではまた。
投稿: jelly | 2005.10.18 07:54
jelly さんこんばんは。
私も30分だけは生で聴きました。(残りは録音してあるのですが未聴)
「ナイタイとかではない、いわゆる大手の新聞社」が、念のためとはいえ、わざわざ確認に来たというのが笑えましたね。
AMラジオのマイナーなところを逆手にとって(テレビでは反響がありすぎてできないでしょうから)、こういう「遊び」はまたやって欲しいですね。
投稿: tabo | 2005.10.19 01:16