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2005.06.23

南野陽子デビュー20周年と「ナンノこれしきっ!」

昨日6月22日、南野陽子のデビュー20周年を記念して発売されたCD&DVDボックス「NANNO BOX」を入手した。
 中身は、今まで発売されたアルバムのほか、グリコ、JR西日本でかつて放送されたCMの一部などを収録したDVD、本人作詞、作曲の新曲に加え写真集+データブックなど、かなりの豪華版。もちろんお値段のほうも、相応に豪華版なのだが、ネットや都内CDショップ等ではすでに完売状態だというからさすがだ。(※7/13追記参照)

 詳しい中身については、SANSPO.COMの「ナンノ復活!南野陽子14年ぶりの甘い歌声」や、HMV.co.jp - 南野陽子 - 南野陽子ナンノ ボックスのリンク先を見ていただくとして、データブックの冒頭には、20周年によせた各関係者からのメッセージがたくさん載っているのだが、その中に、南野陽子がやっていたラジオ番組、 「落書きだらけのクロッキー・ブック」「ナンノこれしきっ!」を担当していたニッポン放送の松島宏氏(当時ディレクター)からのメッセージがあったので、一部を紹介する。

 (前略)超有名アイドルがずらりとならぶ時間帯にたったひとり無名の新人が、何となく番組を持った時に始まる。「思いっきりがんばっている番組をやらないと、きっと誰も聴いてくれない。思い切ってがんばっているとわかるラジオをやりたい。」「よーし、なんでもやるんだな!」「やるよ!」というやりとりから、無理難題を次々とぶつけられ、それを恥ずかしながらもやってしまうという番組が始まる。

・新曲が出来たので有楽町のガード下で飲んでいる人たちの前で歌ってみよう!
・スタジオに突然外国人登場! ドゥー・ユー・スピーク・イングリッシュ?
・小学生の悩み相談電話に本気で答えよう!
・タクシーに乗って運転手さんにナンノの歌を歌ってもらおう!
・野球の実況アナに挑戦!などなど

 いつも困りはてながらも何とかやり遂げる放送には、何よりも「熱」があった。聞いているリスナーがハラハラした。録音番組なのに活き活きとしたリズムとライヴ感覚にあふれていた。結果、ラジオパーソナリティ、純粋な「しゃべり手」としての才能が花開いた。そんな底知れぬパワーは口コミで次々と広がって行く事となり、番組スタート当初一週間に10枚しか来なかったハガキが、一ヵ月後には100枚となり、半年後には5,000枚になる。(後略)

 その後、番組内で南野陽子のオリジナルカセット100本のプレゼントを発表した翌週に、ニッポン放送に13万通もの応募ハガキを集めるという大記録が達成されることとなる。

 それにしても、断片的な記述ながら勢いを感じる番組だ。 『思いっきりがんばっている番組をやらないと、きっと誰も聴いてくれない』 『放送には、何よりも「熱」があった』 録音番組なのに活き活きとしたリズムとライヴ感覚にあふれていた』という件(くだり)は、どこやらのアイドル番組のスタッフとパーソナリティに聞かせてやりたいくらい。と同時に、そういう番組を楽しめた昔がついつい懐かしくなる。

 最近は懐かしのアイドルのCDやビデオが続々と再発売あるいは新企画で発売されているが、さすがに過去のラジオ番組までは収録されているものは見たことがない。
 今回、ニッポン放送の松島宏氏のメッセージが載ったのは、南野陽子の芸能活動において、当時ラジオが結構重要な位置づけになっていたからだと思うので、掲載はとても喜ばしい。そうなると欲が出てくるもので、できれば1回分でも番組そのものを収録してもらえれば、、、なんて思ってしまう。
 実際は音源が残っているかという問題もさることながら、元々販売を考えていたわけではないだけに、権利関係などもいろいろと問題になりそう。ラジオは再放送がほとんどないだけに、何らかの形で、もう一度番組を聴く機会があるといいのだが。

(6/23追記)
・帰宅して昨夜は時間がなくて聞けなかったCDを、歌詞カードに書いてあるナンノのコメントを読みながら聴いてみた。昔の曲でもやはりいいものはいい。南野陽子の歌っていた曲はメロディラインがきれいでアレンジが心地良い曲が多いと思う。
 世間一般的にはカネボウのキャンペーンCMソングとして大量に流れたためか、「吐息でネット」が代表曲のように扱われているようだが、個人的にはそれよりも、「接近(アプローチ)」、「話しかけたかった」、「秋のIndication」、「秋からもそばにいて」、「涙はどこへ行ったの」あたりのほうが好きだ。

 ちなみに、7月27日には「はいからさんが通る」のセルフカバーが発売、また9月7日発売の堀ちえみのニューアルバムには、ナンノの「話しかけたかった」がカバーで収録されてるらしい。(情報元:ぼくらのベスト・新作情報)。
 うーん、ちょうど学生時代にアイドル全盛期を過ごした世代が、見事にメーカーに狙われてますな(苦笑)

(7/13追記)
 アンコールプレスが決定した模様。(発送は9/28以降を予定)詳しくは「@TOWER.JP」または下記のリンクへ
(7/28追記)
 DVDも発売決定。予約受付中とのこと。

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南野陽子登場で、まかせてちょんまげコンビ復活?

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