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2005.05.25

ドラマ「白線流し」今秋放送のSPで完結

フジテレビのドラマ「白線流し」が、10年越しでついに完結を迎えることになったそうだ。放送は今秋の予定とのこと。以下はサンスポの記事(5/25)から。

 TOKIOの長瀬智也(26)が主演したフジテレビ系シリーズドラマ「白線流し」が、前作から2年ぶりとなるスペシャル第5弾「白線流し~夢見る頃を過ぎても」(今秋放送予定)で完結することになり、このほどクランクアップした。  東京と信州・松本を舞台に松本北高校を卒業した主人公・渉(長瀬)やヒロイン・園子(酒井美紀)ら7人の若者の姿を追った青春群像劇。平成8年1月から3月まで連続ドラマで放送され、その後4回のスペシャルが制作された。同局の本間欧彦プロデューサーは「高校卒業からの7人を21世紀をまたいで10年は追いたいと最初のシリーズ制作時に決めた。その『とき』が来た」と説明。10年を一区切りと考えていたようだ。 
 (中略)
★渉と園子が再会 
 前回のスペシャルで渉は園子への想いを断ち切り、青年海外協力隊で知り合った美里(原沙知絵)の故郷、飛騨高山へ赴いた。今回のスペシャルでは、美里と一緒に高山で暮らす渉と、松本で高校教師をしている園子が、渉の父親がかつて働いていた天文台の閉鎖問題をきっかけに再び出会い、それぞれの試練を乗り越えていこうとする姿を中心に、5人の仲間(京野ことみ、柏原崇、馬渕英里何、中村竜、遊井亮子)たちが、それぞれの人生の分岐点にどのように向かっていくかを描く。


 記事にもあるように、「白線流し」は最初は連続ドラマでスタート。正直言って視聴率は良くなかったが、主題歌であるスピッツの「空も飛べるはず」とともに内容が評判を呼び、スペシャル番組の放映にこぎつけた作品だ。

 あまりドラマを見ない自分が、珍しく本放送の第1回から見ていた作品なので特に記憶が鮮明なのだが、その頃でさえ(連続ドラマの放送自体10年前なのだが)すでに一時代前というか、なぜか感じる「懐かしさ」とか「失ってしまった何か」でいっぱいのドラマで、口の悪い人に言わせれば「時代錯誤」とも「(登場人物が)絶滅危惧種」とも言われたものだが、記事中の言葉を使えば「青春」の真っ只中にいる人に加え、すでにそういう時を過ぎ去って青春時代を懐かしむ人達に多く支持されていたドラマだと思う。

 ところが、思い出は思い出だからこそ美しいのか、登場人物が社会人となり、ストーリー上でも現実の社会に直面せざるを得なくなってくると、話の展開にリアリティを持たせようとすればするほど、平凡でつまらない生活になるか、現実と理想とのギャップに悩む単に重たい話のどちらかとなってしまう。
 「白線」はもともと地味なドラマだが、やはりそれだけではドラマとして話が持たないからなのか、番組を存続させるための視聴率対策なのか、スペシャルを繰り返すうちに、取ってつけたような「事件」を起こしてみたり、連続ドラマの頃から出ている登場人物でほとんど描かれていない人がいるのになぜか突然新しい登場人物がキーパーソンとして現れたり、今まで積み上げてきたストーリーと脈略のない(と感じさせられる)登場人物の言動や設定が出てきたり(園子と渉の同棲などは最たるもの)と、正直、最近のSPは特に、見ていて「なんだかなー」という感は拭えなくなっていた。(それでも悲しいかな、やっぱり期待して見てしまうのだけど。)
 そんなわけで、いざ終了が決まると、見られなくなって寂しい反面、これで終わるということでなんだかホッとするような複雑な感じがしている。

 一部掲示板の書き込みなどでは、今回で完結なのにまたまた新しい人物を出してくるとか、意外な展開がある、というような情報もあるが、真偽の程はともかく、いまさら新しい登場人物を出してこれ以上話を拡散させる必要もないし(ファンの方には申し訳ないが、新たに若手女性アイドルとかジャニーズ系の男性アイドルとかを無理に出す必要はまったくないと思う。その分、今までの登場人物をじっくり描いて欲しい。)、無理な事件作りもいらない。意外な展開もほどほどでいいと思う。「白線」を楽しみにしている人は、たとえ予定調和でもオーソドックスな展開を安心して見たいという人が多いだろうから。
 なにはともあれ、10年の区切りをきれいに終わらせて欲しい。

(10/3追記)
・完結編の放送日は10/7となった。詳しくは、「ドラマ「白線流し」最終回10/7放送」へどうぞ。
(10/8追記)
・ドラマを見た感想をアップ。 「白線流し~夢見る頃を過ぎても~」

<参考>
・フジテレビの「白線流し」のページ
 ※5/25現在では前回のSPの内容のまま。そのうち更新されるものと思われる。
・スピッツのアルバム「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」
 ※2曲目に収録されている「空も飛べるはず」も試聴できる。


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コメント

TBありごとうございます。
「白線流し」は私も大好きなドラマです!
シリーズ終了後は2年に1度のペースで、2時間スペシャルという形で放送されてきましたが、2年分を2時間でやるのにちょっと無理があるんじゃないかなぁと思います。
せめて、2週連続で2時間やるとかだと、もっとストーリに深みがでてくるのではないでしょうか。
なにわともわれ、今秋の放送が待ち遠しいですね!!

投稿: or-0401 | 2005.05.26 10:59

TBありがとうございました!

「白線流し」は言われるように地味ーなドラマですし、「過ぎ去った青春時代を懐かしむ」的に見ていましたので、
やはり連ドラの時が「白線流し」らしかったかなと思っています。

10年の区切り・・・
これはファンとしての「白線流し」ということになるのでしょうか。

投稿: tomoyuki | 2005.05.26 11:31

>or-0401 さん
コメント、TBありがとうございます。

確かに連ドラのときの時間のかけ方を知っているだけに、2時間であれもこれもやるのはきついですよね。完結編なんだし、or-0401 さんの言われるとおり前編・後編でじっくり放送してくれるといいですね!

>tomoyuki さん
コメントありがとうございます。

『連ドラの時が「白線流し」らしかった』というのは同感ですね。ただ、もう一度ああいうドラマをやるのは、たぶんもう難しいんでしょうね…。
連ドラが園子たちの「白線流し」で終わったように、今回のスペシャルが、tomoyuki さんが言われるように、ファンとしての「白線流し」なんでしょうね。

投稿: tabo | 2005.05.27 00:20

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