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2005.05.31

TBS安住アナのお見合い相手はABS伊藤綾子アナ

TBSの安住紳一郎アナが、系列外の秋田放送(ABS)のアナウンサーである伊藤綾子さんとお見合いをしたということで、その時の模様が今日の「ぴったんこカン・カン」で放送された。まずは、番宣記事のスポニチ(5/21)「安住アナ 日テレ系列アナとマジお見合い」から。

 TBSの男性アナウンサーで人気No・1といわれる安住紳一郎アナ(31)がお見合いをした。“仲人”は番組を通じて親交がある女優の泉ピン子(57)。同局では、先輩の安東弘樹アナ(37)の結婚が決まった直後だけに、関係者からは「ひょっとするとひょうたんから駒になるかもしれない」との声が上がるなど、ムードが盛り上がっている。
 初めに番組ありきではなく、あくまで安住アナを結婚させよう、とのピン子の“親心”から実現したもの。現にお見合いを行った際には、放送予定などは決まっていなかったほど。首尾良く終了した後、司会を務める「ぴったんこカン・カン」(火曜後6・55)の特別企画として24日と31日の2回に分けて紹介されることになった。
 (中略)
 ピン子の紹介で対面したのは、地元の老舗和菓子店の娘、土地持ち資産家の娘ら5人。特に注目されたのは、日本テレビ系列の秋田放送アナウンサー、伊藤綾子さん(24)。現地で打ち合わせ中に、テレビで天気予報を伝えていた伊藤アナをたまたま見かけた安住アナが「アナウンス技術もしっかりしているし、きれいだしいい感じだなあ」などとつぶやいたのを、ピン子が聞き逃さず、すかさず携帯電話で秋田放送に電話。
 「もしもし、私、女優の泉ピン子と申しますが、今、天気予報を読んでいた伊藤アナとお会いしたいのですが…」といきなり面会を申し込んだ。
 (中略)
 「結果は、いずれにしても自分できちんと筋を通して伝えたい」と安住アナ。立ち会ったスタッフのひとりは「本当にやらせ、仕込みなしのマジなお見合いだった。すぐに結婚というわけではなくとも、親密交際がスタートする可能性は大いにある」と語った。

 「初めに番組ありきではなく、あくまで安住アナを結婚させよう、とのピン子の“親心”から実現したもの。」って、そもそもカメラが入っている時点で、放送することが決まってるんじゃないの?という野暮なツッコミは置いておくとして、帰宅してテレビをつけたら、ちょうどその記事に出ていた安住アナのお見合いシーン。元ミスあきたこまちさん、女子高の教師をされている方など、何人かのお見合い相手が映り、最後に番組の本命、伊藤アナが、銀行に勤めているというお姉さんと共に登場。

 伊藤アナの前に映っていた他の女性方には申し訳ないが、やはりレベルが違う気が…。東京在住の私はもちろん初めて伊藤アナを拝見したが、地方局のアナと言うよりはセントフォースあたりに所属しているといった雰囲気。まぁそれにしても、普段テレビに映ることを職業にしている人と素人を比べるのは酷であるが、それを除いても、どうみても番組的にもメインはあくまで伊藤アナで、他の皆さんは体よく前フリに使われただけという感じで、ちょっと気の毒。

 お見合いが始まり、安住アナの「系列外なのによく出られましたね」という問いに、「テレビは系列が違うが、ラジオは同じTBS系列なので上司の許可が出た」と答える伊藤アナ。
 確かに伊藤アナの所属するABS秋田放送は、テレビの系列は日本テレビ系、ラジオのほうはTBSラジオがキー局であるJRNの系列(※)なので説明としてはおかしくはないが、では、TBSのアナウンサーがテレビ朝日系列のABCテレビ(こちらもラジオはJRN(※))に出るかというと普通は出ないので、異例と言えば異例だ。
 (※…正確にはどちらもJRNとNRNのクロスネット)

 お見合いの中身は、伊藤アナが昔、ファンだった安住アナと写真を撮ろうと挨拶をしたら、そっけなく返事されて「テレビと違って冷たい」と思った、という話以外は、アナウンス技術の話とか当たり障りのない話題に終始。途中からは泉ピン子も席を外し二人きりにさせたが、緊張のあまり?無口になって何度も空のお茶をすする安住アナと、さすがアナウンサーだけあって会話が非常に聞き取りやすい伊藤アナが印象的だった。(蛇足だが、伊藤アナ、胸元が結構緩かったような…)

 で、お見合いの結果、伊藤アナの答えは「検討中」。番組的にも引っ張りたいところだから、あまり早く返事を出されても困るだろうが、そうそう系列外のアナを引っ張り出すわけにもいかないだろうし、どう展開させていくのだろうか。(逆に日テレが便乗して「ズームイン」の秋田放送からの中継に起用するかもしれないが…)。

 ちなみにアナウンサーならテレビより素が出やすいラジオをチェックしたいところなのだが、ラジオ(936kHz・5kW)の担当は昼の「LUNCH REQUEST」(月~金・11:25~11:30)ということらしいので、残念ながら東京からは受信できそうもない。

<ABS伊藤綾子アナについての参考>
ABSアナウンサールーム(伊藤綾子) - ABS秋田放送
・テレビ「ニュースプラス1あきた」内「みんなの空・ダイアリー」
・ラジオ「LUNCH REQUEST」(月~金・11:25~11:30)

<今回のお見合いに至るまでの参考>
三食昼寝つき:安住アナ 真剣お見合い「ぴったんこカン★カン」5/24放送分 


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2005.05.29

松下電器のラジオ新製品はジャイロアンテナ装備

しばらくラジオ以外の話題が多かったので、ラジオそのものの話題を。

 ラジオ聴取者の減少のせいか、若干の安手の新製品に混じっていまだに10年前のラジオが店頭を飾っている(しかもその古い製品のほうが性能が良かったりする。)昨今だが、松下電器からなんと「大型AMジャイロアンテナ搭載による高感度設計」(プレスリリースより)というラジオ単体の新製品が出ると言うから、それだけでちょっとした驚きだ。発売は6月10日。以下は日経BPのサイトより。

「簡単選局」、液晶画面に放送局名表示する据置型ラジオ、松下

 松下電器産業は4月26日、大型液晶を搭載し、電波受信感度を向上した据え置き型ラジオ「RF-U700」を6月10日に発売すると発表した。価格はオープン。月産台数は3000台を予定する。
 従来より大型液晶ディスプレイを搭載、従来の周波数表示に加えて放送局名表示を可能とし、選局を容易にした。
 メモリに全国41地域とJR新幹線の放送局名と周波数を記録。選局ボタンを押すだけで、その地域で受信できる局を自動的に呼び出す「オートエリアバンク機能」を備える。
 またロッド・アンテナのほか、新型のAMジャイロ・アンテナを装備。電波の届きにくい場所でも、ジャイロ・アンテナを回転させることで適確に感度を調節でき、安定した電波受信が可能という。
 AM電波522~1629kHz、テレビ電波1~12ch、FM電波76~90MHzを受信可能。ステレオ・スピーカを内蔵し、FM放送の高音質で再生できる。このほか一定の時間が経過すると自動的に電源を切る「おやすみタイマー」機能などを備える。外形寸法は幅276.5mm、高さ170.0mm、奥行き149.5mm。重さは19.95kg。電源は単2形のアルカリ/マンガン乾電池6本。

 松下製のポケットラジオではおなじみの「オートエリアバンク機能」や、放送局名の表示が可能な大型液晶ディスプレイあたりは、ある意味定番機能でそれほど驚かないが、特筆すべきなのは「AMジャイロ・アンテナ」を装備していること。昔のBCLブームの頃ならいざ知らず、このご時勢にあえて搭載してきたとは驚き。
 AM用ジャイロアンテナというのは、簡単に言えば回転できるアンテナ。AMラジオというのは電波の捕らえやすい向きがあって、電波の入りが悪い時には窓際に持っていき、ラジオの本体ごとゆっくりと回してみて、一番電波の入りやすい方向を探すのが基本中の基本(※)だが、そうすると、局によっては一番受信しやすい向きにしたらスピーカーが壁の方向を向いてしまったりして、ちょっとむなしい思いをしたりするのだが、ジャイロアンテナがあれば、本体は自分の方向へ向けたままアンテナの向きをベストポジションにできるというわけだ。

 気になるお値段は、オープン価格ということで不明だが、ヨドバシ・ドット・コムでは¥10,800(税込)でポイント10%還元。ネットを見ているともう少し安いところもあるようだ。
 ラジオ単体機に1万円近く出す物好き?は一般人にはそういないから、これでも高いと見ることもできるが、例えばAM受信には定評のある、ソニーのICF-EX5は店頭では概ね¥12,000円前後の販売(定価は15,540円)で、こちらはFM用のステレオスピーカー等の搭載はない。だとすると、「RF-U700」がラジオ受信の高性能機だとすればちょっと安い気がするのは気のせいか。
 もちろん購入するなら安いにこしたことがないのだが、もう1台買うという場合には、安いなりに性能も「それなり」なのでは敢えて買い足す意味はないわけで、今のところ期待半分・不安半分というところ。
 あと、ステレオスピーカーまで搭載するなら、がんばってAMステレオ対応にしてほしかったのだが、スペック表を見る限りでは対応してなさそう。AMステレオ対応なら即決で買うのだが。。。

 ※…少しだけ正確に言えば、ラジオやラジカセの場合、AMの受信は大抵ラジオ本体に内蔵されているバーアンテナで行っており、バーアンテナだけを回転できないため、本体ごと回転させている。
 ちなみに、ラジオやラジカセ本体の外についているロッドアンテナ(伸び縮みする、差し棒みたいなヤツ)はFMの受信用。あれを伸ばしてもAMには関係ない。

<参考>
・松下電器の4/26ニュースリリース「高感度ラジオ RF-U700 を発売」
・松下電器の商品カタログのページ「ラジオ RF-U700
「AMラジオ遠距離受信の部屋」 (個人作成ページ)から
  「おすすめAMラジオ紹介(高性能ラジオ徹底比較)」のページ

(6/14追記)
・6月10日発売予定だったRF-U700だが、どうやら発売が延期されている模様で、今日(6/14)現在、店頭には並んでいないようだ。

(6/29追記)
・RF-U700が6/25頃から店頭に並び始めたので、購入した感想をアップ。
 こちらへ→「松下のラジオ「RF-U700」を購入・その1

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2005.05.28

「プレイボール」が初めてテレビアニメ化

地味に気になるニュースを見つけた。なんと、かつて「少年ジャンプ」で連載されていた故ちばあきおさんの名作野球漫画「プレイボール」がテレビアニメ化されるらしい。以下は日刊スポーツ5/25の記事から。

約30年ぶりに谷口君が茶の間に帰ってくる-。70年代に人気を誇った故ちばあきおさん原作の野球漫画「プレイボール」が、7月から初めてテレビアニメ化される。墨谷二中の野球部主将、谷口タカオを主人公とした名作「キャプテン」の続編で、墨谷高での奮闘を描く。「キャプテン」も70年代にテレビ放送され、当時の野球少年らから絶大な人気を集めた。今回はtvk(テレビ神奈川)テレビ埼玉、ちばテレビ、関西テレビ(大阪)東海テレビ(愛知)で放送予定している。

 記事によると、放映局が首都圏の独立U局の一部と、関西テレビ、東海テレビしかないというのが気になるが、どちらかと言えば元々ビデオアニメ化前提の放送なのかもしれない。
 なお、記事中には『「キャプテン」も70年代にテレビ放送され~』とあるのは、日本テレビ系で放送されたアニメ「キャプテン」のことであれば、「80年代」の誤りと思われる。

 自分は原作のほうを連載ではなく従兄弟の家にあったコミックスで初めて読んだクチだが、その後じっくり読みたくなって「キャプテン」「プレイボール」共に買い揃えたくらい、どちらも好きな作品で、反面アニメには、原作ほどの思い入れはないのだが、それでも初アニメとなると見たくなる。

 原作は1970年代の東京の下町が舞台で、時代背景や設定が既に現代とだいぶ離れてしまっているので、それを原作どおり再現するのかどうか、多少現代風に設定しなおすのかという点が気になるが、果たしてどうなるか。 作品を知っている人はお分かりのとおり、かっこいいヒーローもかわいいヒロインも一切出ず、もちろん恋愛要素もなく、「萌え」要素などとんでもない、という作品なので、恐らく若年層はほとんど関心持たないだろうから、変に弄らないほうがよいと思うけど。
 ちなみにウチはtvkもテレビ埼玉もちばテレビもなんとか見られる恵まれた場所でなにより。放送時間が早く知りたいものだ。

(7/2追記)各地の放送時間についての続報をアップ
 こちらへ→ 『アニメ「プレイボール」放送枠が決定』 
(7/30追記)放送を見た感想をアップ
 こちらへ→ ・アニメ「プレイボール」感想など

<参考>
アニメ「プレイボール」公式プレサイト
エイベックス、野球アニメ「キャプテン」をDVD-BOX化 (AV Watch(2004年6月18日))
・「水面を揺らす微風」 から 君は何かができる
・「Flower that blooms in snow」から 君は何かができる
・「ANQ Ritzberry Fields」から 「プレイボール」、アニメ化決定!

<特に原作についての参考>
・「いいかげんにマンガは卒業せいよ!」から
 第39回 【 キャプテン 】 第40回 【 プレイボール 】


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2005.05.27

明治チェルシーCMソングのCD発売

以前4/24に書いた、明治製菓のチェルシーの歌を集めたCDを買ってきたので、とりあえず感想など。

明治チェルシーの唄

 ジャケットは予告どおりチェルシーの箱の外装デザインで、店頭に並んでいると良く目立つ。収録されている曲は当然チェルシーのCMソング1曲だが、シモンズ、サーカス、PUFFYなど16種類の歌入り版のほか、ボーナストラックとして1971年のシモンズ版をはじめ、4曲についてはカラオケも収録されているのもマニアック。

 歌詞カードはカラー8ページ立て。歌のタイトルは「明治チェルシーの唄」(←そのまんまだ)。作詞は安井かずみさん、作曲は小林亜星さんという強力なペアだ。
 歌詞が1種類しかないので歌詞カードは1ページで済むところだが、他のページは、発売開始の1971年からこれまでに発売された歴代のチェルシーの写真とその年の主な出来事が掲載された年表になっていて、その下に今回収録された歴代のアーチストの簡単な解説が載っているという、結構丁寧に作られたものでうれしい。

 歌の話に戻ると、CMだと秒数が限られるため、

「忘れかけていた 幸せ あなたにもわけてあげたい
ホラ、チェルシー もひとつ チェルシー」

の部分を中心に、せいぜいその少し前の部分ぐらいしか流れないが、実際は1番から3番まで歌詞があり、前奏や間奏もある3分前後のちゃんとした曲になっている。もちろん、CDには多くがフルバージョンで収録されている。

 さっそく一通り、ざっと聴いてみた感想はというと、当たり前だがどれを聴いても同じメロディなので、もともとあのメロディが好きな人以外にはお勧めできない。好きな人でも、さすがに最初から最後まで通しで全部聴くと飽きると思う(笑)
 どちらかと言えば、少しずつ聞き比べてアレンジの違いを楽しむか、好きなアレンジのバージョンだけをじっくり?聴くというような楽しみができる人向け。

 聴いていて面白いのは、個性のあるアーチストが歌うとアレンジもそのアーチストを意識したものになっているせいか、その人の持ち歌のイメージになって、同じメロディなのにかなり違った印象を受けること。
 残念ながら、各バージョンの編曲者の記載がないため詳細は不明なのだが、歌詞カードに掲載されている小林亜星さんからのメッセージによると、最初のシモンズ版については自身が編曲までされているようだが、他のバージョンはそうではないようなので、そういった特色が出てくるのだろう。
 例えばサーカス版(1979年)は、前奏・間奏ともCMソングとは思えないゴージャスなアレンジが入り、歌も男女混声のコーラスが印象的だし、PUFFY版(2001年)は、「アジアの純真」等当時のPUFFYの曲を彷彿させるアレンジが入っていて、なおかつPUFFYらしい抑揚のない歌い方が、いかにもそれっぽくて良い。

 ただ、全体を聴いてみると、やっぱりオリジナルの良さというか、シンプルな編曲のほうが耳慣れているせいかもしれないが、聴いてて落ち着く気がする。
 発売のニュースが流れた時のネットへの書き込みを見ていると、女性の方はやはりCHEMISTRY版を楽しみにしている人が多いようだが、CHEMISTRY色に染まっているが故なのか、個性が強くてチェルシーのイメージとは合わない気がした。
 なお、元「SPEED」の上原多香子版(2000年)は、元々録音がないのか、権利関係か何かの都合なのか分からないが、TV-CMの15秒版の音声そのままの収録で、彼女の歌のフルコーラスは収録されていないのがちょっと残念。

 以上、買うかどうか迷っている方に参考になったかどうか。誰にでもお勧めできるものではないのは確かですが、レアな音源がいっぱいなので、好きな人にはたまらないかも。ちなみにお値段は¥2,000 (税込)。

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<参考>
 ・チェルシー「チェルシーの唄」(明治製菓)

<関連記事>
 ・「明治チェルシーの唄」のCDが5月25日発売
 ・「幻のコカ・コーラCM曲」CD化

小林亜星CMソング・アンソロジー
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CMソング ハニー・ナイツ シンガーズ・スリー

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2005.05.25

ドラマ「白線流し」今秋放送のSPで完結

フジテレビのドラマ「白線流し」が、10年越しでついに完結を迎えることになったそうだ。放送は今秋の予定とのこと。以下はサンスポの記事(5/25)から。

 TOKIOの長瀬智也(26)が主演したフジテレビ系シリーズドラマ「白線流し」が、前作から2年ぶりとなるスペシャル第5弾「白線流し~夢見る頃を過ぎても」(今秋放送予定)で完結することになり、このほどクランクアップした。  東京と信州・松本を舞台に松本北高校を卒業した主人公・渉(長瀬)やヒロイン・園子(酒井美紀)ら7人の若者の姿を追った青春群像劇。平成8年1月から3月まで連続ドラマで放送され、その後4回のスペシャルが制作された。同局の本間欧彦プロデューサーは「高校卒業からの7人を21世紀をまたいで10年は追いたいと最初のシリーズ制作時に決めた。その『とき』が来た」と説明。10年を一区切りと考えていたようだ。 
 (中略)
★渉と園子が再会 
 前回のスペシャルで渉は園子への想いを断ち切り、青年海外協力隊で知り合った美里(原沙知絵)の故郷、飛騨高山へ赴いた。今回のスペシャルでは、美里と一緒に高山で暮らす渉と、松本で高校教師をしている園子が、渉の父親がかつて働いていた天文台の閉鎖問題をきっかけに再び出会い、それぞれの試練を乗り越えていこうとする姿を中心に、5人の仲間(京野ことみ、柏原崇、馬渕英里何、中村竜、遊井亮子)たちが、それぞれの人生の分岐点にどのように向かっていくかを描く。


 記事にもあるように、「白線流し」は最初は連続ドラマでスタート。正直言って視聴率は良くなかったが、主題歌であるスピッツの「空も飛べるはず」とともに内容が評判を呼び、スペシャル番組の放映にこぎつけた作品だ。

 あまりドラマを見ない自分が、珍しく本放送の第1回から見ていた作品なので特に記憶が鮮明なのだが、その頃でさえ(連続ドラマの放送自体10年前なのだが)すでに一時代前というか、なぜか感じる「懐かしさ」とか「失ってしまった何か」でいっぱいのドラマで、口の悪い人に言わせれば「時代錯誤」とも「(登場人物が)絶滅危惧種」とも言われたものだが、記事中の言葉を使えば「青春」の真っ只中にいる人に加え、すでにそういう時を過ぎ去って青春時代を懐かしむ人達に多く支持されていたドラマだと思う。

 ところが、思い出は思い出だからこそ美しいのか、登場人物が社会人となり、ストーリー上でも現実の社会に直面せざるを得なくなってくると、話の展開にリアリティを持たせようとすればするほど、平凡でつまらない生活になるか、現実と理想とのギャップに悩む単に重たい話のどちらかとなってしまう。
 「白線」はもともと地味なドラマだが、やはりそれだけではドラマとして話が持たないからなのか、番組を存続させるための視聴率対策なのか、スペシャルを繰り返すうちに、取ってつけたような「事件」を起こしてみたり、連続ドラマの頃から出ている登場人物でほとんど描かれていない人がいるのになぜか突然新しい登場人物がキーパーソンとして現れたり、今まで積み上げてきたストーリーと脈略のない(と感じさせられる)登場人物の言動や設定が出てきたり(園子と渉の同棲などは最たるもの)と、正直、最近のSPは特に、見ていて「なんだかなー」という感は拭えなくなっていた。(それでも悲しいかな、やっぱり期待して見てしまうのだけど。)
 そんなわけで、いざ終了が決まると、見られなくなって寂しい反面、これで終わるということでなんだかホッとするような複雑な感じがしている。

 一部掲示板の書き込みなどでは、今回で完結なのにまたまた新しい人物を出してくるとか、意外な展開がある、というような情報もあるが、真偽の程はともかく、いまさら新しい登場人物を出してこれ以上話を拡散させる必要もないし(ファンの方には申し訳ないが、新たに若手女性アイドルとかジャニーズ系の男性アイドルとかを無理に出す必要はまったくないと思う。その分、今までの登場人物をじっくり描いて欲しい。)、無理な事件作りもいらない。意外な展開もほどほどでいいと思う。「白線」を楽しみにしている人は、たとえ予定調和でもオーソドックスな展開を安心して見たいという人が多いだろうから。
 なにはともあれ、10年の区切りをきれいに終わらせて欲しい。

(10/3追記)
・完結編の放送日は10/7となった。詳しくは、「ドラマ「白線流し」最終回10/7放送」へどうぞ。
(10/8追記)
・ドラマを見た感想をアップ。 「白線流し~夢見る頃を過ぎても~」

<参考>
・フジテレビの「白線流し」のページ
 ※5/25現在では前回のSPの内容のまま。そのうち更新されるものと思われる。
・スピッツのアルバム「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」
 ※2曲目に収録されている「空も飛べるはず」も試聴できる。


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2005.05.24

魚住りえ「本人達は落ち着いている」

先日、日本テレビ・森圭介アナと離婚していたことが報じられた魚住りえさんが、今日24日、アシスタントとして毎週火曜日に出演しているラジオ番組、 「デーモン小暮・ニッポン全国ラジベガス」 (ニッポン放送ほか全国ネット、月~金・22:00~24:00)に出演。期待どおり?冒頭からいきなりこの話題に触れていた。

 デーモン閣下はミュージカル出演のため遅れて来るということで、オープニングの時点では先週に引き続いてキャイ~ンの天野ひろゆきさんが出演していたのだが、天野さんは番組開始からすぐ、「いやーびっくりした」と、はっきり言わないまでも離婚報道に言及。
 魚住さんも話題をぼかすことなく、「本人『達』は落ち着いているんだけど、まわりがびっくりして気を使ってくれる、留守電が何件も入っていた」「これからも仕事を頑張っていきたい。例えばラジオとかラジオとかラジオとか(笑)」等と語っていた。
 一方天野さんのほうも、「今日はワイドショーの人達とか聞いてるんだろうなぁ」と言いながら、少し前に自分もフジテレビの大坪アナと破局していたことが報道されたことを引き合いに出して、「今日は世間の動き(最近の芸能界の結婚ブーム)と逆行している二人で放送します(笑)」と自虐ネタで応酬していた。

(5/27追記)
 上記の記事は、放送後に記憶で書いていたため、あいまいな記述になってしまってますが、幸い、オフ_ザ_グラウンド さんが、上記のやり取りについて、録音テープから書き起こした詳細なやり取りをアップされました(5/27記事)ので、下記のトラックバックからぜひどうぞ。

<番組についての過去の関連記事>
 LF「デーモン小暮 ニッポン全国ラジベガス」感想など
 LF「デーモン小暮 ニッポン全国ラジベガス」感想など その2

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2005.05.22

交通情報のお姉さんの素顔を垣間見る

 昨日(5/21)車の中でたまたま聴いていたBAY-FM(千葉)での出来事。番組のその日のテーマは「誕生日最高・最悪物語」と題して、DJの男性と女性がリスナーから体験談とリクエストを募集していた。FMではよくある構成である。

 午前11時15分を少し過ぎたぐらいだったか、JARTIC首都高センターからの交通情報が終わり、曲をかけるかCMへ行くかと思いきや、DJの男性が交通情報のお姉さん(たしか「T本さん」と言ったような気がするがちゃんと聴いてなかった)に話しかけた。

 〔DJ男〕 ○○さんは、誕生日はいつですかー?
 〔交〕  あ、もう少し先の6月です。
 〔DJ男〕 じゃあかに座ですね。
 〔交〕  いえ、しし座です。
 〔DJ男〕 あ、なるほど。では誕生日の一番の思い出は何ですか?
 〔交〕 (戸惑いながら)えー、やはり彼にお祝いしてもらったことですかね…。
 〔DJ男〕 プレゼントは何をもらったんですか?
 〔交〕  え?あ、時計を…。 
 〔DJ男〕 やっぱり(値段が)高い奴?
 〔交〕  いえ、そんな高くはないんですけど、、 
 〔DJ男〕 でもうれしかった?
 〔交〕  ええ、彼が選んでくれたので。(←声も嬉しそう)
 〔DJ男〕 で、その夜はその時計を腕にはめて、どんな夜を過ごしたんですかぁ?
 〔交〕  え?あー、それは…秘密です(苦笑)。 
 〔DJ男〕 えーなんで秘密なのー。俺もみんなも時計なんてどうでもいいんですよ(笑)
 〔DJ女〕 なんでよ!?(←と、ツッコミ)
 〔DJ男〕 やっぱりその後を聞かないと。それで、一番うれしかったのは?
 〔交〕  いやー、その、やっぱり時計が(苦笑)。 
 〔DJ男〕 えー、、、 
 〔DJ女〕 (男性DJの話を遮って)はい、これ以上はだめだめ、話させないっ!。
 〔DJ男〕 えーなんで…。 
 〔DJ女〕 (聞かずに)どうもありがとうございました。
        この後の交通情報は11時55分頃お伝えします。

 もちろん録音していたわけではないので、大まかな話の流れである。
 BAY-FMの交通情報と言えば、ほぼ30分に一度はあるのではないかという頻度と「♪BAY-FM Traffic up dates~」で始まる軽快な音楽が首都圏のドライバーには有名なのだが、それにしても、交通情報を伝える担当の人と番組のパーソナリティがフリートークをするというのは、AMでは、「デーモン小暮のオールナイトニッポン」での俗に言う「ざまあみろ」事件(※)を持ち出すまでもなく時々聞くことがあるが、FMで単なる挨拶ではなく、ここまで突っ込んでトークをするのは初めて聴いた。

 気になってあとで調べたところ、この番組はBAY-FMで毎週土曜11時から12時まで放送している「TREASURE OASIS !」で、男性DJはTBSラジオでも声をよく聴く小島嵩弘さん、女性DJのほうはFavorite Blueのヴォーカリストとして活躍していた松崎麻矢さんだった。
 小島嵩弘さんはちょっびりH系のネタも混ぜるトークに聞き覚えがあるのだが、まさに今回は、遺憾なくその才能(?)を発揮していて面白かった。お相手の松崎麻矢さんも絶妙なところでちゃんと話を打ち切るあたり、息があっている。
 番組中の交通情報の時間はこの1回しかなかった(次の11時55分の交通情報は番組終了後。)ので、毎回こんなやり取りをしているのかどうかは不明だが、機会があったらまた聴いてみたい。

※「ざまあみろ事件」…くわしくはこちらを参照。 
 ・ 「ラジパラの俺内ランキング」内 『働いている身としてはざまあみろですね』

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2005.05.21

川幡由佳、TBS安東アナと結婚へ・その3

川幡由佳さんとTBS安東アナとの結婚について、5/19には結婚報道に対する川幡さんと安東アナとのコメントの微妙な温度差について触れたところだが、5/19の記事でも参考にさせていただいた「かっぱの胃袋」さんの5/19の記事「アンディーXラジ生出演」の最終追記によると、安東アナが結婚コメントを書面で発表したとのこと(スポニチ5/19記事)。何はともあれ、お二人のコメントが揃ったということで、よかったよかった。

 ところで、安東アナはTBSラジオ「バツラジ」には電話出演したところだが、やはり注目は、明日放送されるTBSテレビ「アッコにおまかせ」(日・11:45~12:55)。Yahoo!テレビの番組表には「安東祝婚約!独占取材二人の世界ふしぎ発見」とあるから、安東アナが和田アキ子に弄られるのは間違いない。
 川幡さんのほうは、テレビ・ラジオで毎週出演するようなレギュラー番組はないが、なんともタイミングのいいことに来週(5/28)放送のTBSテレビ「日立 世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターが川幡さんだ。(なぜか予告ページの日付が5/21になっているが、5/21の放送の次週予告で予告されたので、5/28放送で間違いない。)
 「ふしぎ発見!」はスタジオバラエティ系の番組ではなく、ミステリーハンターのスタジオ出演はないので、番組の中で今回の件に触れることはなさそうだが、川幡由佳さんという人がどんなヒトなのかチェックしたい人にはお勧めだ。

(以下余談)
 今回の結婚報道を受けて、川幡さんの公式ホームページ「由佳もふしぎ・だらけ」はアクセスが殺到したせいかトップページからは見事につながらなくなってしまった。一般の関心は結構高いようで、いくつかの検索ランキングでも「川幡由佳」が1位になっていたり、ブログでも結構多くの人が取り上げていたようだ。

 当ブログについてもやけにアクセスカウンタが進んでいたので調べてみたら、いつもの倍以上の方に見て頂いているようだ。もっとも「倍」といっても、元々ココは取り上げる内容にしても地味で、記事の更新も気が向いたときにやっているので、いわゆる有名なブログとはそもそも桁が全然違うのだが、当ブログにしてはなかなか凄いこと。
 それより驚いたのは、googleの検索で「川幡由佳」を検索すると、当ブログが24,400件中の10件目に表示されることだ。「安東弘樹」でも19件目。googleのページランク(重要度)も3に跳ね上がっている。(いずれも5/21の23::00現在)。検索ワードで見ても「川幡由佳」「安東弘樹」をはじめ関係するキーワードで検索してこちらへいらっしゃる方が大変多く、せっかく来ていただいたのにたいした内容もなくて申し訳ない。

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2005.05.19

川幡由佳、TBS安東アナと結婚へ・その2

川幡由佳さんとTBS安東アナとの結婚について、追記で

 本人の公式ページはアクセスが殺到しているのか、ほとんどつながらないのだが、所属事務所の川幡さんのページに「★川幡由佳よりファンのみなさんへ」という本人のコメントが載った。結婚は本当のようだ。ちなみに仕事は続けていくようで一安心。

と書いたところなのだが、上記の「本人のコメント」とは、こんな文面である。

いつも応援して下さっている皆様へ

皆様、いつもありがとうございます!m(--)m
既に報道等でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
改めて、私から皆様へご報告させていただきたい事があります。

私、川幡由佳は、今年秋にTBSアナウンサーの安東弘樹さんと
結婚致します事をご報告させて頂きます。
突然の報告で、びっくりさせてしまって申し訳ありません。

相変わらず、おっちょこちょいの川幡由佳ですが、
これからも、仕事は頑張らせて頂きますので、
どうぞこれからも、よろしくお願いいたします!

2005 5月18日 川幡由佳

 ところが、5/18(水)深夜に放送されたTBSラジオ「バツラジ」(月~木・24:00~25:00)の1コーナー「ニュースいぢり」に安東アナが電話出演し、パーソナリティの宮川賢が今回の件についてつっこんだらしいのだが、安東アナの説明だとちょっとニュアンスが違っている感じなのだ。
 あいにくラジオは聴いてなかったのだが、その時の様子が「かっぱの胃袋」さんの5/19の記事「アンディーXラジ生出演」に書かれている。それによると、

1 安東さんの父親のための贈り物を見繕いに宝飾店へ川幡さんと二人で行ったところをキャッチされたとのこと。

2 いいお付き合いでゆくゆくは…とそうした話も出てはいるものの報道で断言されるような、すわ結婚かというような状態ではなく二人とも困惑しているとのこと。

・・・ということらしいのだが、先の川幡さんのコメントとなんだか印象が違う。

 もちろんラジオを直接聴いたわけではないので、紹介した「かっぱの胃袋」さんのところでも

まぁお約束通りというか、今までの見事な隠しっぷりもあって宮川さんにずいぶんいじられていました(^。^)

と書かれているように、宮川賢の突っ込みに対する安東アナの照れ隠しもあるだろうし、文面に書き起こすとどうしても表現しきれない微妙なニュアンスがあるんだろうけど、

うーん、、 「川幡さん、大丈夫か?」 (←余計なお世話だけど)


(5/21追記)
 その後、安東アナからも正式なコメントが出されたようでよかった。(5/21の記事「川幡由佳、TBS安東アナと結婚へ・その3」参照。)

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2005.05.18

川幡由佳、TBS安東アナと結婚へ

何気なくネットのニュースを読んでたらびっくり。TBSテレビ「日立・世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターや、アリコジャパン、タケダの「アリナミンV」(丸山プロと競演)のCM等に出演中の、川幡由佳(かわはた・ゆうか)さんが結婚するとのこと。お相手は、TBSの安東弘樹アナ。
 ラジオでは、NHK放送センターから毎週公開生放送しているNHK-FM「サタデーホットリクエスト」のアシスタントとして太川陽介・松本梨香とともに活躍(確か1998年から2000年頃か?)していたのが一部ファンには有名。

 各種記事では主語がTBS安東弘樹アナになっているが、まあ、知名度からすれば当然か。以下はYahoo!ニュースから。

TBS安東アナが美人タレントと今秋結婚

 TBS系「アッコにおまかせ!」(日曜後11・45)などにレギュラー出演し、“アンディ”の愛称で人気の安東弘樹同局アナウンサー(37)が、タレントの川幡由佳(29)と今秋結婚することが17日、分かった。
 関係者によると、交際がスタートしたのは1年ほど前。すでに婚約指輪を購入しており、今秋に挙式するという。
 川幡は平成10年から同局系「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンター(レポーター)として出演しており、番組関係者や知人を通じて知り合ったようだ。安東アナも「ストレス解消法は旅行」と公言するほど大の旅行好きとあってすぐに意気投合。運転好きな安東アナとドライブデートなどを楽しむなどして愛を深め合っていった。

 安東アナといえば、同局きっての肉体派イケメンアナ。これまで何度かタレントや女性アナとの交際が囁かれ、平成8年には、元バレーボール全日本のエースでスポーツキャスター、益子直美(38)と「結婚秒読み」と報じられたことも。
 だが、性格の不一致などが原因で破局。以来結婚には慎重になっていたようだが、「アリコジャパン」のCMなどに出演し、身長1メートル62、B86W59H89と抜群のスタイルを誇る川幡にゾッコンだったようで、ついに独身生活にピリオドを打つことを決断した。

 川幡が引退するかどうかは未定。美人妻を手に入れ、安東アナの仕事ぶりにもますます磨きがかかりそうだ。

 川幡さんは、ミステリーハンターの中ではお気に入りのほうだったのだが、お相手が安東アナというのはねぇ。。。結婚そのものについてはおめでたいことなのだが。記事には「引退するかどうかは未定」とあったが、できればミステリーハンターは続けて欲しいのだが。

◆参考
・本人による公式?ブログ「川幡由佳便り」 ※(5/18正午現在、この件について記載なし←その後メッセージが記載された。)

(追記)
 本人の公式ページ「由佳もふしぎ・だらけ」はアクセスが殺到しているのか、ほとんどつながらないのだが、所属事務所の川幡さんのページに「★川幡由佳よりファンのみなさんへ」という本人のコメントが載った。結婚は本当のようだ。ちなみに仕事は続けていくようで一安心。

(関連記事)
川幡由佳、TBS安東アナと結婚へ・その2
川幡由佳、TBS安東アナと結婚へ・その3


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2005.05.16

ラジオ番組表2005年春号発売

この時期にはおなじみ、「ラジオ番組表」春号が発売された。発売元は、かつて雑誌「ラジオパラダイス」(ラジパラ)を発行していた三才ブックスで、価格は税込870円。
表紙はニッポン放送「石原さとみSAY! TO ME!」(土・21:30~22:00)を担当している石原さとみ。

 内容としては、全国のAM・FM・たんぱラジオ全局の最新タイムテーブルのほか、こちらも恒例の50音順タレントインデックス、全国AM番組ネット局一覧、全国コミュニティFMリスト、最新版全国放送局周波数リストを掲載。
 なお、今回は番組改編トピックスのページがカラー化されている。

 冒頭のインタビュー記事は北野誠。北野誠といえばABC「サイキック青年団」(日・25:00~26:45)のイメージのほうが強いが、CBCラジオの広告があるせいか、「ツー快!お昼ドキッ」 (月~金・13:00~15:30)の月曜日担当としての登場。記事を読むと「唯一番組スタート当時からレギュラーを担当」とあるから、名古屋の地で定着しているというのはちょっと意外。
 ちなみに北野誠はTBSラジオでも昼ワイド番組を担当したことがある。こちらはQRの吉田照美の裏ということもあってか、比較的短命に終わっているが、(「北野誠の大胆ヒルマ~ノ」95年10月~97年3月、「北野誠の突撃ラジオ」97年4月~97年12月))名古屋ではどうなるか。

 インターネットがなかった頃は、各局、特にエリア外の局の改編情報は実際にその局を聴くか、タイムテーブルを請求しなければ分からなかったため、全国各局のタイムテーブルが載っているこの本の価値は今以上に高かったが、最近はネット上でも各局の公式ページはもちろん各種掲示板にも情報が載るので、速報としての価値はなくなっている。
 しかし紙媒体のよさとして、いちいち局ごとに番組表を検索したりしなくてもよく、ラジオを聴きながら複数の局のタイムテーブルを見比べられることや、改編ごとの資料としての価値があるので、ぜひともこれからも発行を続けて欲しいものだ。 

◆参考
 ・三才ブックスのページ

・発行部数が少ないのか発注が少ないのか、地方ではかなり入手が困難な「ラジオ番組表」だが、モノによってはバックナンバーも在庫しているようだ。詳しくは下記のリンクからどうぞ。

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2005.05.15

楽天効果で他局圧倒?ニッポン放送が聴取率首位

表題はサンスポのサイトに掲載されたタイトル。「他局圧倒」といいながら、本文を良く見るとTBSラジオと同率首位ということなので、「ニッポン放送「」」ではなく「」ではないかという気もするが(苦笑)、ま、グループ会社のラジオ局に良く見えるタイトルにしてしまうのはしょうがないのかなと思ったりして。ちなみに本文は以下のとおり。

 ニッポン放送が4月の聴取率調査(11日~24日、ビデオリサーチ関東地区調べ)で1・4%を記録し、TBSラジオと並んで1位になったことが13日、発表された。平成13年6月以来、3年10カ月ぶりの首位奪還だ。

 同局によると、「ニッポン放送ショウアップナイター」(月~日曜後6・0)が、すべての曜日で他局の野球中継を抑え、完全勝利したことが大きな要因となった。とくに50年ぶりの新球団の楽天戦を数多く中継し、昨年まで同局で解説を務めていた田尾安志監督に毎試合のように球団情報をリップサービスさせたことが、好聴取率につながったようだ。

 一方のTBSラジオは、これで23期(3年10カ月)連続で首位をキープ。今後も両局のシ烈な聴取率争いが続きそうだ。

 ラジオ実況@2chブログ さんのところでは、聴取率調査週間中の4月16、17日に野球中継を放送せず「TBSラジオお宝音源スペシャル」を放送していたためではないかと推測されていたが、LFの「ショウアップナイター」が完全勝利した、ということは少なくともこの両日についてはそうだろうと思う。TBSの「お宝~」は私も聴いていたが、万人に受ける内容ではない(※)から数字的には苦しいだろうと思っていたので、さもありなんという感じ。まあ、野球中継には色々中継権の絡みがあってTBSラジオは中継がなかったのだろうが、安直に「野球談義とリクエスト曲受け付けます~」みたいな放送にしなかったのは個人的には評価したいと思っている。

 それにしても他の日はTBSラジオも野球中継をしていたはずだが、完全に負けたというのはどこに差があったのだろうか。サンスポの記事にあるような楽天情報だけで聴取者がLFに流れるとも思えないのだが。。。

 ちなみに前述のラジオ実況@2chブログ さんの記事によると、各局の数字は首位のTBSとLFが週平均男女12~69歳で1.4%、次に続くのがNHK第一放送の0.9%、そして文化放送、TOKYO-FM、J-WAVEの0.7%ということらしい。
 以前にNHK第一放送はラジオの中で一番聴かれているというような記事を見た気がするが、数字上はまだ民放のほうが上のよう。もっとも災害が起これば圧倒的にNHKラジオが聴かれるのであろう。

 調査結果については、各放送の中でも、リスナーにさりげなく感謝の意を伝えたり、あるいは、はっきりと「首位になった」と公言するところもあるが、今日聴いていた5/15放送のTBSラジオ「伊集院光・日曜日の秘密基地」(日・13:00~17:00)では、冒頭にて、番組平均1.9%で同時間帯首位だったと本人が発表。
 かつては聴取率の数字はもとより、その週が調査週間であるということ自体、はっきりと公言してはいけない雰囲気だったから、調査週間になると、「スペシャルウィーク」だの「御愛聴感謝週間」だのと言って「来週は必ず聴いてくださいね」とパーソナリティがリスナーに必死に呼びかけていたものだが、最近はそうでもないらしい。
 「日曜日の秘密基地」はもともと同時間帯首位の番組ではあるが、今回は数字がよかったそうで、ある意味余裕が窺える(かつてのどん底時代のTBSラジオでは考えられないが。。。)。

※「TBSラジオお宝音源スペシャルの放送内容については、以下のblogを参照。
・ オフ_ザ_グラウンド さん 「TBSラジオお宝音源スペシャル」
・ K’s DIARY ~私的日々思想~ さん 「ラジオというメディアを考える」
   (※4/15の(1)から4/22の(8)まで続きます。)

(追記)
 名無しの芸能観察記 さんの「ラジオ聴取率」のところには、近年(2004/02から)の首都圏各局の聴取率調査結果の推移が掲載されている。リンク先を見る限り、TBSが停滞し微妙にLFが上げ調子のようだが、さすがにLFも低迷期(かつてはずっと単独首位だったので、あえて。)を脱しつつあるのだろうか。それにしても文化放送が厳しそうだ。

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2005.05.14

「8時だヨ!全員集合」DVD第2弾発売決定

タイトルのとおり、「全員集合」DVD第2弾が発売されることが決まったそうだ。ネット上でも何度も発売の噂が流れては噂のまま終わってきただけに、正式に発売が決まったのは喜ばしい。以下はスポニチの記事から。

8時だヨ!ゲストも集合DVD

 「ザ・ドリフターズ」が出演していた人気バラエティー番組のDVD「8時だヨ!全員集合2005」(ポニーキャニオン、税込み1万290円)が6月24日に発売される。昨年1月に発売されたDVD―BOXの第2弾で、ドリフとゲストのコントが初めて収録される。

 第1弾はドリフ結成40周年記念として発売され、30万セットをセールス。今回はTBSテレビ放送50周年としてリリースされる。目玉は前回収録されなかったゲストとのコントシーン。小柳ルミ子、松田聖子、沢田研二、桜田淳子、天地真理、キャンディーズらが登場する予定。

 また特典として、ゲストが着ていた陣羽織(ピンクと青の2色)が限定2万着用意された。スタッフは「前回は80年代の作品が中心だったが、今回は70年代も入る予定」と話している。

 記事にもあるように、今回の注目はゲストとのコントシーンが入ること。中でも沢田研二、キャンディーズが入っているのは収穫だ。「全員集合」のコントは、ドリフだけでなくその日のゲストとの掛け合いも楽しみの一つだったからで、個人的な希望を言えば、番組前半コントの定番「学校コント」は、この2者が活躍していた場面が多かったので、ぜひ今回のDVDには収録して欲しい。
 また、前回のDVDではオープニング・エンディングが当時の映像ではなく編集になっていたのは、ゲストの映像の使用許可が取れなかったからだと思われるが、コントで使用できるなら、ぜひともオープニング・エンディングは当時の映像でやってほしい。そうでないとやっぱり締まらないから。

◆追記
Little Libra on blog さんや びびでばびでぶろぐ さんのところによると、「教室コント」と「少年少女合唱隊」が収録されるようだ。この二つは有名なのに、ゲストが入るからということで前回は収録されなかったに違いなく、今回収録されるということは、ますます発売が楽しみ。

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2005.05.13

文化放送の藤木千穂アナ、結婚

文化放送「辻よしなりのラジオグラフィティ」(月~金・16:00~17:50)のアシスタントでおなじみ、同局の藤木千穂アナがこのたび大手メーカー会社員と結婚することになったそうで、まずはめでたい。

 最近はほとんど文化放送を聴いてないため(すみません)、ここでありきたりのことを書くよりは、オフ_ザ_グラウンド さんのところの「祝!藤木アナ結婚」に、詳しく紹介されているのでぜひ参照を。

◆その他参考リンク
文化放送アナウンサーコンテンツ「藤木千穂プロフィール」
文化放送「辻よしなりのラジオグラフィティ」の該当ページ(5/12)
日刊スポーツ5/13記事「文化放送アナ「藤木姫」が結婚」


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2005.05.09

運転士や車掌などへの『暴行』等が相次ぐ

JR福知山線の脱線事故についての(というよりも、最近は事故そっちのけの「不適切」騒ぎだが。)マスコミ、特にテレビのあまりにも一方的な報道については、すでにあちこちで取り上げられているところだが、そんな中、とうとうこんな事件まで起きているという。

以下はYahoo!ニュース 運転士や車掌などへの嫌がらせ、事故後70件…JR西 から。

 JR福知山線の脱線事故後、JR西日本管内で、運転席後方のガラスに「命」と印刷された紙が張られたり、女性運転士がホームでけられ線路に落ちそうになったりする嫌がらせ行為が約70件も相次いでいることが、7日わかった。
 事故以降も後を絶たないオーバーランや不祥事も影響しているとみられている。

 西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)などによると、4月27日夜、JR東海道線の大阪駅に着いた新快速電車の運転席後方のガラスに「命」と書かれた紙が上下逆さまに張られているのが見つかった。同様の張り紙はこれまで計6回あった。
 今月6日には、大阪駅ホームで電車を見送っていた女性運転士が、男性に足をけられ、ホームから転落しそうになったという。

 このほか、▽東海道線・野洲駅で、男性駅員が「尼崎の事故でたくさん死んでいるのにJRは何をしてるんや」と言われ、顔を殴られた▽福知山線・宝塚駅で、若い車掌が乗務員室から引きずり出された▽大阪駅で、運転士がコーラの缶を投げつけられた――などが相次いでいる。

 このニュース、テレビ等でも特に見かけなかった(正直うんざりしていてちゃんと見ていないため、見過ごした可能性もあるが。)が、これが事実だとすれば、連日の「ボウリングが盛り上がっていたか」とか「懇親会がいくらのコースだったか」等という、くだらない話題を放送する暇があったら、よっぽど「事件」として取り上げるべきではないか。

 中でも、記事では事例があったというだけで何も触れられていないが、「女性運転士が、男性に足をけられ、ホームから転落しそうになった」とか「男性駅員が「尼崎の事故でたくさん死んでいるのにJRは何をしてるんや」と言われ、顔を殴られた」等というのは、一歩間違えれば非常に危険な事例であり、タイトルのような「嫌がらせ行為」なんて生易しいものではない。れっきとした「犯罪」だ。これらは本来道義的な問題である「ボウリング」等より、よっぽど大問題のはずなのだが、事実関係はどうなっているのだろうか。今まで特に取り上げられた様子がないのだが。
 ちょっとひっかかるとすれば、情報の出所が「西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)などによると」ということで、もちろん組合から情報がもたらされても全くおかしくないのだが、これは自社の社員と列車の安全運行に係る大きな問題であり、当局側から情報がもたらされてもいいと思うのだがどうなっているのだろう。それとも当局は把握していないのだろうか。

 上記の記事では、これらの事件は「事故以降も後を絶たないオーバーランや不祥事『も』影響しているとみられている」と、原因を他人事のように報じているが、一義的にはそうだとしても、センセーショナルな報道で、今回の事件(それも肝心なところ以外の、周辺の事象ばかり)を必要以上に煽っているマスコミに責任はないのだろうか。
 『も』に、マスコミの反省も込められていると思いたいところだが、どうだろう。

<追記・関連記事>
 JR福知山線脱線事故報道
 JR福知山線脱線事故に対する呆れたコメント
 森本毅郎、小沢遼子がJR福知山線脱線事故報道に苦言

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2005.05.08

森本毅郎、小沢遼子がJR福知山線脱線事故報道に苦言

連日の福知山線脱線事故報道については昨日付の当ブログでもとりあげたところだが、さすがに、いわゆる「マスコミ側」にいる人たちの中でも違和感を覚える人が出てきているようで、5月6日に放送されたTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金・6時30分~8時30分放送)の中で、マスコミの脱線事故報道について触れられていたようだ。
 この番組の8時からのおよそ10分間は「日本全国8時です」という全国ネットのコーナーとなっており、この部分についての録音が聴けたので、その一部をご紹介する。ちなみにお相手は、このコーナーのゲストである小沢遼子。
(注・なるべく忠実に放送から書き起こしましたが、話し言葉のままでは分からない部分やトーンが伝わらない部分、単なる言い直し等については意図が変わらない程度に修正しています。念のため。)

(小沢)これ日本全国(で放送)ですけど、この放送はもうちょっと前から始まっているんだけども、その中で毅郎さんが、福知山線脱線事故の、あの聞いている取材の人達の態度は同業者としていかがなものかというようにおっしゃって、(ラジオを)聴いてる人達も「そうですねー」「そうだ」っていう反応をたくさん頂いているんですけど。 
(森本)ええそうなんですよ。
(小沢)あの事故でボウリング大会をやっていたなんていうのは、もうなんか「ええーっ」ていうような感じはしますが。
(森本)うん、たしかに会社の対応も、非常識だし。
(小沢)ええ。
(森本)それから記者会見もはっきりしないで非常にその、「記憶にない」とか、そういうことで終始したから(記者も)苛立ったことも確かだと思うんですが。…が。
(小沢・森本)それにしても、と。
(森本)…と、いうところが、僕にはあったんですよ。
(小沢)うん、だから要するにね。見ててね、あの事故はものすごく極端に報道が分かれてるんですよ。要するに事故の解明とかなんとかいうよりも、一人ひとりの人達の死んだ人達がいかにいい人達だったかみたいな個人的なエピソードをわんわんやって、で、親御さんの談話を聞いて。
(森本)ええ。
(小沢)これはもう「悲しい」「驚きだ」「どうしていいかわからない」「くやしい」とか、もう決まってるじゃないですか。それを延々と、あれだけの死者がでるから数が多いでしょ。お友達の証言だとかをわーわーやる。
(森本)ええ。
(小沢)で、一方では、とにかく会社が悪いというのは分かってるんだから、分かってるってのは変だけど、その対応が。これに対するこうなんていうの?無茶苦茶な浴びせかけ。これねー、見ててね、事故が悲しい以前にザワザワしちゃうんですよ。
(森本)そうなんですねー。まああの、いろいろメールとかファクスとか頂いたんですけどね、えー相模原の○○さんって方から。
「JR西日本のやったことは決していいこととはいえないんだけども、今や弱い立場になってしまった、そのJR西日本をいじめているのと同じだと。もう少し記者に対して教養と資質の向上と努力が必要じゃないか」と。
こういうご意見もありますし、(中略)千葉の男性の方からは
「いかにも弱者の見方という顔をしながら、こわもてに相手に迫る態度はどうしてなんだろうと。ニュースのワイドショー化の影響なんだろうかと。言葉の貧困を感じます」と。
ま、こういうご意見も頂いて、まあ、その、私はマスコミにいる人間ですから、天に唾するようなものなんだけれども、あえてまあ(番組で)言ったことに対して、常々感じた方が多かったのかなぁと。あらためて思いますねぇ。(後略)

 このあと、もっとマスコミは伝えなければいけない問題が多々あるはず、国に対してなど強いところには、あまり向かっていかない傾向がある、といった話の後、森本氏が以前自身が体験した経験(愛人スキャンダルのことであろう)に話が移る。

(森本)だいたいこの、相手に非があると、それから頭(こうべ)をたれているという場合は非常に強いですね。日本のマスコミは。
(小沢)そう。
(森本)これでもかこれでもかと叩きますね。
(小沢)ねー毅郎さん(笑)、毅郎さんはもうやられないと思うけど(笑)
(森本)あはは(笑)
(小沢)個人に切り離されちゃって誰も守ってくれない人は、叩くのよ。
(森本)あーありがとうございます。フォローしていただいて(苦笑)。
(小沢)あはは(笑)。ほら、福知山線だってボウリングだと守れないでしょ。
(森本)だから正義っていうものが、ま、その取材の根本にあるんだろうけど、そうすると、自分達が追及すべき相手が、まあその、弁明の余地がないというような場合は、あの僕なんかの所にも前ね、スキャンダルの時に取材きたんですけどね。「あいつを地獄に落としてやる」って言ったっていうんですよ。
(小沢)うん。
(森本)そのね、なんで僕はその記者に怨まれているのかなと(笑)。
(小沢)あっはっは。(笑)
(森本)あの人に僕は地獄に落とされるようなめにあわせたことはないなと。思いましたけどね、そういう気持ちになるらしいんですよ。
(小沢)はぁー。
(森本)「あいつを徹底的に打ちのめしてやるぞ」と。いうふうな、一種の何と言うかなぁ、敵愾心ていうか。そういうものがね、ふつふつと燃え上がるらしいんだな。これがいわば、あの記者たちのエネルギーになっているんじゃないかと。僕はそのときそう思いましたよ。そういうふうにしないと、できないものなのかなあと。
(小沢)なるほどねえー。(以下略)

 森本氏の場合、自分がマスコミの集中砲火を浴びた経験があるからこそ余計に実感しているのであろうが、マスコミ側にいる人達が、そういう感覚を持った上で取材・報道をしてもらいたいとつくづく思うとともに、森本氏があえて触れにくい部分に、自分の過去のスキャンダルも含めて言及しているところに、ちょっと感心した。

 まあこれも、自分がメインパーソナリティのラジオだからこそできる発言でもあるかもしれないのだが、注目度も高く、色々な事情が絡むテレビだと、なかなかここまで言及できないだろう。
 司会をしている「EZ!TV」(フジテレビ系・日曜22時~)では、5/8分でも「JR西日本あきれた“体質”実態」をとりあげるようなので、ぜひ一連の報道姿勢に警鐘を鳴らしてもらいたいのだが、あの番組の普段の傾向からして、あまり期待はできなさそう。VTRを変えることは無理だろうけど、せめてコメント等でそういう趣旨の発言をしてくれるといいのだが。

<参考>死ぬ間際にタイトル決まるかも:JR福知山線脱線事故(タケローStand-By編)

<追記・関連記事>
 JR福知山線脱線事故報道
 JR福知山線脱線事故に対する呆れたコメント
 運転士や車掌などへの『暴行』等が相次ぐ

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2005.05.07

JR福知山線脱線事故報道

4月25日にJR福知山線で脱線事故が起こってからまもなく2週間になろうとしているが、あいかわらず報道がおかしな方向に向かっている。

 事故直後のまだ詳しい状況も分からないうちによく見られたのが、短絡的な原因決め付けはもちろんのこと、時刻表を映して「こんな短い間隔で走っているんですよ」「怖いですねぇ、やっぱり過密ダイヤは問題ですね」などという無責任なやりとり。では、あなたたちが東京のテレビ局へ向かう時に利用しているであろう首都圏のJR・地下鉄各線はどうなのだろうか。
 言うまでもなく、あの区間より頻繁に運転されている区間はいくつもある。「過密ダイヤ」という言葉に引きずられているのだろうが、いまだにこの論調は見かける。今回問題なのは、1時間あたりの列車本数よりも所要時分に余裕がないことであり、だから列車が遅れるとスピードを上げて定時運行にしようとするのだが、そういうプロセスを全然考えてしゃべっていないからおかしくなる。

 そして、最近は一連のボウリング、懇親会などの「不祥事」報道だ。
 ボウリングは普通に歓声が上がっていただの、何人が二次会へ行っただの、いくらのコースだっただの、酒は何人が飲んだだの、これが事故とどう関係あるのか、放送しているほうもアホラシイと思わないのかと逆に不思議に思えてしまう。

 JR西日本のほうも、あとでマスコミ側から「こんなのもあったのに隠してた!」と叩かれてはかなわんと思ったのか、それともやけくそなのか分からないが、休暇をとって韓国旅行へ行っていた人や、駅主催のお客様との企画旅行や大阪から遠く離れた金沢や米子の事例まで自ら「不祥事」として公表し、またそれらをすべてひっくるめた人数で鬼の首をとったかのようにテレビ等が報道。もう事故なんてどこかへいってしまっている。
 これらが勤務時間中に行っていたり、召集がかかるような部署であるなら「不祥事」だろうが、すべて非番や休暇中のことであり、「不謹慎」ではあるかもしれないが、「不祥事」といってよいものか。(いくらJR西日本管内とはいえ、大阪から遠く離れた地区の人たちがその日に懇親会や送別会を開いても不謹慎とも思えないが。)

 そんなことを垂れ流している時間があるなら、事故を防ぐにはどうしたらよいかとか、こういうことに至った背景はどんなものであるかといったことを取材するとか、他の国内外に起こっている様々なニュースを報道すべきではないかと思うのだが、どうもそうはならないようだ。
 以前も当ブログでニュース番組の「ニュース番組」という形をとった「ダラダラワイドショー」化を嘆いたことがあったが、こういう事件が起きた時も、結局、悲しみにくれる遺族や故人の生前の業績等を見世物(というより晒し者だと思う。)にして悲しいBGMをつけた「お涙頂戴」映像と、記者会見で頭を下げるJR西日本幹部への記者の恫喝・罵声(あんたは遺族の関係者なのか?)映像、そして土地勘もなく事情もよく分からないキャスターとコメンテーターの無責任で感情的なコメントのやりとりで水増しして放送しているだけで、やっぱり時間拡大する意味がなかった。民放各局のニュースはもちろんのことなのだが、最近はNHKですらこういう傾向なのはうんざり。

 こういうマスコミの報道に違和感を覚えている人はあまりいないのかと思っていたが、多くのブログ等で同様の感想を書いている方がいてちょっとほっとした。

<追記・関連記事>
 JR福知山線脱線事故に対する呆れたコメント
 森本毅郎、小沢遼子がJR福知山線脱線事故報道に苦言
 運転士や車掌などへの『暴行』等が相次ぐ

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2005.05.01

4月のアクセス状況

先月のアクセス状況は以下のとおり。

◆アクセス数
 トータルアクセス:3604
 ユニークアクセス:2433

◆サーチワードベスト5
 1 探偵ナイトスクープ  33   2.05%
 2 窃盗行為を告白した女性タレント  32   1.99%
 3 デーモン小暮  27   1.68%
 4 ラジベガス  25  1.55%
 5 犬山イヌ子  23  1.43%

 アクセス数は微増。やはり休日のほうがアクセスは多め。

 サーチワードは「ナイトスクープ」が1位に。3/12の記事「テレ朝、「探偵!ナイトスクープ」の放送を打ち切り」と、4/7の記事「tvkで「探偵!ナイトスクープ」放送開始」へのアクセスだろう。ちなみに3/12の記事は、いまだによくアクセスされる人気?記事。
 2位は、非難を「あびる」さん関連。3位から「ニッポン全国ラジベガス」関連のワードが並ぶが、4月から番組がスタートして、4/3の記事「LF「デーモン小暮 ニッポン全国ラジベガス」感想など」をはじめとして、かなり重点的に記事にしたからと思われる。

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