LF「デーモン小暮 ニッポン全国ラジベガス」感想など その2
前回に引き続き、ニッポン放送の新番組「ニッポン全国ラジベガス」の感想などを。
◆木曜日
アシスタントは「サトエリ」こと佐藤江梨子嬢。最初の新番組の発表ではアシスタントは4人しか発表されず、月曜から金曜をどう分担するのかと思っていたが、あとから追加されたのが彼女。ファンの方には申し訳ないが、最初から期待していなかったため録音もしていなくて、後半少ししか聴けなかったのだが、正直毎週のアシスタントはつらい気がする。
某巨大掲示板のログや他サイト(hohihoさんのところ)でも「リスナーも閣下も全く無視した暴走トーク」とあるように、私以外にもあまり評判はよろしくないよう。閣下が生徒を教育するというキャラでいくのだろうか。「最初から期待していなかった」というのはテレビ等でのフリートークを聞いての判断なのだが、あながち間違いでもなかったようだ。ただ、ラジオって3ヶ月やっていると化けることがあるのだ。果たしてこの曜日はどうか。木曜のお題は「海外からのふつおた」というらしいが、聞いてなかったので詳細不明。
◆金曜日
アシスタントは 友近嬢。この日は録音してはあるが前半しか聞いてない状態なのだが、とりあえず無難にしゃべっていた感じか。中森明菜のモノマネで曲紹介するなどは予想されたネタだったが、もっと自分語りで来るかと思ったが、まずは自分を引いて閣下を立てていたような気がする。こちらも番組独自のいじり方が確立されればいけそうだ。後半のゲストも良かったらしいから、あとでテープを聞くのが楽しみ。金曜のお題は「あったらいいのにな川柳」らしいが、こちらも未聴のため詳細不明。
…ということで、このblogを定期的に読んでくださっている少数の方(苦笑)はご存知のとおり、私は基本的にTBSラジオリスナーでLFはあまり聴かない(QRはもっと聴かない…)のだが、帯でこれだけLFを聴いたのは久しぶりな気がする。
全体の感想としては、アシスタントの顔ぶれや扱っているネタ、選曲からして事前の予想どおり「かつての深夜放送経験者向け」。メインターゲットは30代以上ではないか。
かつての夜ワイドなら、中学・高校生向けのもっと若手のアイドルを起用するだろうし、もっと騒々しいというかガチャガチャした放送になって聴いていられないだろうが、全然そんなことがなかった。ハガキネタの募集にしても閣下の薀蓄話などにしても「まったり感」みたいなものがあるのだが(これを「知ってる?24時」みたいに騒々しくやらないところがミソ。あのトーンや会話の内容にはもうついていけなくなっている自分…)、それが逆に今の若い人たちには刺激がないので多分面白くないに違いない。年齢層でかなり評価が分かれそうだ。
それにしても驚きなのは、昔の夜ワイドなら必ずあった10分程度の帯番組がまったく入っていないこと。もちろんリスナーとしては、興味のないタレントの帯番組(特に録音番組)が何回も挟まれると流れが途切れてしまうので、あまり歓迎できないのだが、大抵は「帯番組=スポンサーがある」ということ。逆に言えばそれがないということは、営業的にはこの時間帯はかなり苦しいということだ。そして閣下にとっては曲以外の休憩がないということで、毎日2時間の生放送というのはかなりキツイ作業に違いない。
それにしてもこの時間帯にとりあえず聴いてみようと思えるラジオ番組ができたのは個人的には嬉しい。ぜひ成功してラジオの活性化につなげてもらいたいものだ。
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