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2005.02.20

窃盗行為を「告白」した女性タレントも、そのまま番組に使った局も非難「あびる」

 日本テレビのバラエティー番組「カミングダウト」で、ゲスト出演した女性タレント(18)が「だいぶ前に半年にわたり、店の倉庫から段ボールごと商品を盗み続けていた。店はその後つぶれた」と告白する内容をクイズの題材として使った問題で、タレントの所属事務所のホリプロのほうは女性タレントの行為を謝罪するとともに、本人の芸能活動を当面の間自粛させることを発表したところだが、報道を見るときに気をつけなければならないのは、れっきとした窃盗行為を笑いも交えながら手口を説明し、告白を真実だと明かす女性タレント(18)に問題があるのと同じくらい、こういう内容を、誰も「シャレにならん」と止めることなくそのまま使ってしまう放送局のほうにも問題があると言うことだ。
 
 女性タレント(18)の側(事務所)は、番組でしゃべった内容はテレビで面白くするため脚色して話した結果、ああいう話になったという主旨の釈明をしているが、話が本当であろうとなかろうと、局側がそこにそのまま乗っかって番組中に笑い声を入れ、女性タレント(18)に「お店の方、ホントにごめんなさい」と頭を下げさせ「万引は犯罪です…」などと書かれたテロップを付けて「オチ」として放送している時点で、笑いに持っていけばそれで済むと考えているというか、行為そのものが持つ意味について考えが及んでいないところに、マズイなぁという感じがする。

 変な言い方だが、番組は深夜帯のそれもバラエティだから、何も品行方正な番組を作れなどという意見を言うつもりはない。だいたい、別に真剣勝負のクイズ番組をやっているわけではないのだから、例えば女性タレント(18)が「踏み込みすぎた」発言をした時点で、始めからやりなおすか、発言を「ウソ」にしてしまい「さすがにそこまではないよね」という形にでもすれば番組的にはそれで済んだはずだ。元々番組に仕込み(または演出)は必要なのだから。(窃盗行為そのものは当然問題であり、それは番組と別の部分で対処しなければならないのだが。)

 女性タレント(18)の自粛が決定したことで、スペシャルウイーク期間中である2月25日の「金曜JUNK・極楽とんぼの吠え魂」(深夜1時~)に彼女をスペシャルゲストとして呼ぶ予定だったTBSラジオも何らかの対処をせざるを得ず、とんだとばっちりだが、こういう状況なら仕方あるまい。
 TELE-WIDEさんのところの某女性タレント、ラジオ出演は?によると、「29日(筆者注:19日の誤記であろう)午後10時47分現在、TBSラジオのホームページ上には「この女性タレントは出演できなくなりました」というおことわり表記がありませんし、まだ顔写真が掲載されています。」とあるが、土日ということもあって単にホームページの更新が比較的鈍いだけで、ほぼ間違いなく出演しないだろう。あとは代わりのゲストを誰か呼ぶか、また女性タレント(18)が来なくなったことを極楽とんぼのお二人がどう番組で触れるかが逆に注目である。

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