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2005.01.14

局のタクシー便乗で帰宅してた仁鶴師匠、今や特別顧問に

 私事で恐縮だが、ブログを始めて3日目という自分の書いた記事に、初めてトラックバックがあった。
なんか妙に嬉しいもんですね、こんな文章でも読んでくれている方がいらっしゃるなんて。
 この場を借りてとりあえずお礼を申し上げます。

 で、その記念すべき記事は、
「探偵ナイトスクープの顧問とちゃうでー!!吉本の裏番長「笑福亭仁鶴」が特別顧問に・・・」。

 東京ではNHK「バラエティー生活笑百科」(土曜昼0時15分~)でおなじみの仁鶴さん。
 仁鶴さんを「昭和40年代以降、吉本の発展に貢献した功労者」と紹介している記事もあるとおり、今や重鎮の仁鶴さんだが、まだ駆け出しだった仁鶴さんをブレイクさせるきっかけとなった番組のひとつが、かつての人気深夜ラジオ番組「ABCヤングリクエスト」(略して「ヤンリク」。1966.4~1986.10放送)内の帯番組「仁鶴・頭のマッサージ」であるらしい。

 仁鶴さんは当時、放送が夜だったのにも関わらず、毎日ABCのスタジオから生放送でハガキを読んでいたのだが、自分の出番を終えたらすぐ帰らないと電車がなくなってしまう。しかし、時間はあってもカネのなかった当時の仁鶴さんは、出番が終わってもそのままヤンリクが終わるまで局で待っていて、ヤンリクを終えて帰宅するABCの局アナのタクシーに便乗して帰宅することによって交通費を浮かせていたという。

 この話は「ヤンリク」最終回の時に、特別ゲストに来た仁鶴さん自身も事実だと認めていた話だが、それを聞いた司会のアナウンサーが、「その頃は吉本のギャラが安かったからですね」と話を振ると、「いや、その前に根本的には朝日(※ABCのこと)の(吉本に支払う)ギャラが安かったからや」と切り返していたあたり、さすが師匠である。(笑)

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